第7回「汚車0(オシャレ)日記」洗車未経験!新米店長が汗を流して汚れを流す

いつもビューティフルカーズの洗車・コーティング用品をご利用いただき、誠にありがとうございます。オンラインショップ店長の武田です。会社の中で一番クルマが汚い私がビューティフルカーズの洗車方法を学び、クルマを美しくしていく日々の奮闘をお届けする「汚車0(オシャレ)日記」、今回が第7回目です。

※今までの記事はこちら↓
Vol.1 洗車に目覚める
https://www.beautifulcars.biz/59592/
Vol.2 純水洗車とは
https://www.beautifulcars.biz/59634/
Vol.3 タイヤ&ホイール洗浄
https://www.beautifulcars.biz/59656/
Vol.4 シャンプー洗車
https://www.beautifulcars.biz/59684/
Vol.5 虫汚れ落とし
https://www.beautifulcars.biz/59723/
Vol.6 ナンバープレート、ヘッドライト、内窓
https://www.beautifulcars.biz/59749/

前回は気になる細部の汚れ落としや、内部の内窓やルームミラーの拭き方を実践しました。今回は拭き上げとコーティング編です。そもそもコーティングとはというところから村上社長に教わってい>きます。それでは今回も最後までお付き合いよろしくお願いします。


1、コーティングって何ですか?

洗車未経験の私にとって手洗い洗車もそうですが、この「コーティング」という作業も初めてのことなので、そもそも何なのかというところから学んでいきます!

今までの第6回まででシャンプー洗車をしたり、汚れを落としたりしてきて、私のハイエースは見違えるほど美しくなってきました。(村上社長からしたらまだまだだと思いますが。笑)
この綺麗な状態を維持していきたい!そんな時に必要なのがコーティングだそうです。

コーティングとは、塗装面に特殊な液体を塗布することで、車を外部の悪条件から保護することができる処理のことで、ビューティフルカーズの店舗では愛車の美しさを引き出し、保護をするコーティングを施工しています。カー用品店などで販売されているコーティング剤を塗れば汚れや傷が消え、光沢が出るというような簡単なものではなく、美しく仕上げるには、コーティングをする前の状態で、塗装面を美しく仕上げる洗車と研磨の技術が大切なのだそうです。

「素肌が荒れている上で濃いメイクをするのと、素肌自体を美しくしてからメイクするのとでは仕上がりが大きく違うよね」と村上社長は言います。

クルマを美しくするために洗車や研磨の技術が大事だとわかりましたが、初心者の私でも簡単に維持できる方法がコーティング剤を使って洗車後のクルマを拭きあげていくことです。 ではここからはコーティング剤について深掘っていきます。


2、正しいコーティングとコーティング剤

コーティングと検索すると世の中には様々な種類のコーティングがあります。
(ガラスコーティングやポリマーコーティングなどなど)
コーティング剤によっては、かえって塗装面の状態が悪化していくことがあるそうです。

コーティング剤の多くは、使えば使うほど、汚れと皮膜がミルフィーユ状に重なってしまい、どんどん塗装がくすんだような見た目になってしまいます。
ではどのようなコーティング剤が良いのでしょうか?


3、使えば使うほど綺麗になる、汚れがつきにくい超微撥水

ガラスコーティングの分子構造をナノレベルまで小さくすることでコーティング成分が汚れ成分に浸透し、その結果、汚れを除去しながら汚れにくい被膜を作る、それがビューティフルカーズのコーティング剤「イージーグロスコートナノ」です。

ナノダイヤを配合した水性の低分子構造によって、均一化されたコーティング成分が、塗装面の汚れに侵入し、除去しながら皮膜を形成していきます。それによって、施工後は汚れが付きにくい状態になります。

簡易コーティングの目的である「汚れにくさ」を追求し、従来のコーティング剤のように強靭な皮膜をつくるのではなく、適度に落ちていく皮膜にすることで、ミルフィーユ状に汚れることを防いでいます。

コーティング剤でよく目にするのは、プリプリに水を弾く”撥水”のもの。しかし、この撥水が強いと水滴がボディについた際に、周りの汚れを引き寄せながら球体に近い水玉になることで、汚れを含んだ水滴が乾いた際に、ポツポツとした汚れが目立ってしまいます。
イージーグロスコートナノ施工後は、一番汚れが目立ちづらく、汚れにくい自然な撥水状態となります。ビューティフルカーズではこの状態を、撥水でも疎水でも親水でもなく、”超微撥水”と呼んでいるそうです。

そして、イージーグロスコートナノでコーティングをする際にお勧めのマイクロファイバークロス が「縁無しマイクロファイバークロス」です。

柔らかく厚みがあるので、通常のマイクロファイバークロスにはついている、固い縁が無いことにより、塗装面への傷付きを最小限に抑えます。洗車後の拭き上げや乾拭きなどにご使用ください。


4、コーティングの手順について

イージーグロスコートナノ縁無しマイクロファイバークロスを使って、洗車後のクルマにコーティングしていきましょう!

1、縁無しマイクロファイバークロスを純水で濡らします。
POINT1:洗濯した時の洗剤分を流す
POINT2:一回湿らすことで安定して水を吸ってくれる

2、拭き上げ
POINT:水分が多すぎるとコーティングが薄まるので、適度に水分を拭き取る

3、マイクロファイバークロスの毛の短い方にイージーグロスコートナノを吹きかける
POINT1:少しイージーグロスコートナノをクロスから離して、遠くから均一にクロスに吹きかける
POINT2:最初は2~3プッシュ、次からは1プッシュ

4、ゴシゴシせず優しくボディを拭き上げる
POINT1:ガラスもゴムも拭いて大丈夫
POINT2:拭いたら水気を絞って、イージーグロスコートナノを吹きかけてを繰り返す


5、2004年式のハイエースには ”もうひと手間” 必要でした

洗車を終えたハイエースにコーティングをしていこうとまだ水滴の残るボディを見てみると、水分がボディにまとわりついているような感じでした。

塗装面にミネラル分の汚れが蓄積していて、その汚れに水が染みこんてしまっているような状態なのだそうです。
ミネラル分が残ってしまっている….ということはウォータースポットリムーバーですね!

上から下方向へ、左から右方向へ、クロスは一方通行でS字のように拭き上げます。拭き漏れのないように見ながら丁寧に優しく腕を運ぶのにとても緊張しました。
水滴が切れているところがミネラル汚れが落ちたところ、水が親水状態になっているところは、まだミネラル汚れがあるところです。

全体をウォータースポットリムーバーで拭きあげると、
なんと先程までボディにペタペタとついていた水分は綺麗に引いていくようになりました!


6、下準備はOK!いよいよコーティング開始。

村上社長に拭き方を教わりながらいよいよ初めてのコーティングです。

クロスの持ち方も腕の運び方もぎこちない!笑
必ず上から下へという動作が身に付いておらず、時折、下から上に拭くというご法度もしてしまいました。

いちいちここのパーツはどうやって拭くのが正解なんだ?上から下への一筆書きはどこからスタートしたら良いのかなど考えながら拭いていたのでスピードがとても遅かったです。笑

全体にコーティングを終えたらいよいよ完成です!

生まれ変わったハイエースの姿をご覧ください!

かっこいい!!!

虫の墓場だったボンネットも、黄ばんだライトも、黒かったホイールも、くすんだボディもピカピカになりました!感動です!

自分で手を動かし体を動かし洗車することで、走ればいいと思っていた所有車から一気に愛着のある愛車へと生まれ変わりました。もっと綺麗にしたい、この綺麗さを維持したいという次なる気持ちが芽生えてきました。

 

2023年12月09日