【秋田・本店】日産 リーフNISMO 軽研磨+コーティング(グロスアーマー)

本店です。日産 リーフNISMO 軽研磨+グロスアーマーのご用命でご入庫いただきました。

2013年に当店がオープンした頃からご愛顧くださっているオーナー様です。その時に施工させていただいたおクルマを最後までキレイにお乗りになってくださいました。(その際のブログはこちら→https://www.beautifulcars.biz/2098/)この度お乗り換えになられたこちらの愛車。ディーラーで展示車だったそうで、かなりお得にご購入できたとのことです。しかし、全体的にかなりの洗車キズがついてしまっており、特に黒のルーフ部はシミも加わり、かなり良くない状態です。当店のお客様ですので、もちろん気付かれているのですが、当店で研磨すればキレイになり、研磨分を引いてもまだお得。ということをわかってらっしゃいます。とても良いご購入方法だと思います!とはいえ、「新車を販売するディーラーが、なんでこんなにも洗車キズを付けてしまうのか?」と不思議がっておられました。ディーラーも正しくお手入れできる。そんな世の中を実現できるよう、微力ながら頑張ってまいります。こちらのおクルマも、お客様のご期待に添えるよう全力で施工してまいります!

まずは洗車キズが付かないように、シャンプー洗車で砂埃などを優しく洗います。その後、シャンプー洗車では落ちなかった水ジミなどの汚れを、最適な洗剤を使いながら優しく除去してまいります。下の写真のシミはウォータースポットリムーバーにも反応しません。これは花粉のシミです。60度以上に加熱するとシミの原因が分解されて消えていきます。熱で分解せずに磨いてしまうと、その時は良いのですが、後から炎天下などで熱が加わった時に、シミの原因が分解され、逆にシミの跡が復活してしまいます。ですので、磨く前に熱でシミを分解します。

ディーラーが管理していた展示車が、こののような状態になっているという事実。何百万円もする商品を扱っているのに、本当に残念だなと思います。

除去前。

研磨する前に、洗剤と熱処理でここまでキレイになります。

除去後。

塗装面の汚れを除去した後は、エンブレムやパーツの隙間などの細かい部分の汚れを除去してまいります。グロスアーマー施工の際には、この細部洗浄もお勧めしています。細かい部分を綺麗にすることで、全体の印象が引き締まり、より美しく見えるからです。もちろん、細部洗浄不要という選択もしていただけるような料金体系となっております。

洗浄前。

エンブレムの細かい文字の中の汚れも綺麗に除去いたしました。

洗浄後。

全ての洗浄が終わり、研磨作業へと移ってまいります。洗車などで付いたキズや新車の塗装の「くもり」を除去して、塗装の艶を最大限引き出してまいります。

グレーの塗装色なので写真だと分かりにくいのですが、ライトの近くに洗車キズが見え、新車の塗装の「くもり」により、写り込むライトの輪郭がぼんやりとしています。

研磨前。

キズと新車の塗装の「くもり」が取れ、ライトの写り込みがクッキリといたしました。

研磨後。

お客様が特に気になさっておられた、黒い部分の研磨作業へと移ってまいります。黒い塗装は洗車キズが大変わかりやすいと思います。展示車だったおクルマですが、洗車のしかた一つでこのような洗車キズがたくさん付いてしまいます。正しい洗車が大切とお伝えしているのは、こういったことが起こらないようにするためなんです。洗車キズを付けるのは簡単でも、研磨で洗車キズを除去するのは、何日もかかる作業が必要です。時間がかかりますので、研磨料金も高額になってしまいます。数時間で磨く。という方法もあるのですが、ごまかして一見キレイにすることは可能でも、塗装を傷めないように、かつ本当にしっかりと磨き上げるには、じっくりコツコツと時間をかけて丁寧に施工する必要があります。そうやってしっかりと磨くことができるからこそ、洗車キズを最小限にする洗車方法を、もっと多くの皆さんに知っていただきたいと、私達は願っています。

研磨前。

洗車キズと白っぽい感じがなくなり、黒々と美しく仕上がりました。

研磨後。

ピアノブラックに仕上げられたドアのピラー部分です。こちらもキズが付きやすい部分で、洗車キズとドアを閉める際に触ったキズがついておりました。

研磨前。

触るとキズが付いてしまいますが、思わず触ってしまいそうになってしまうくらい綺麗になりました。

研磨後。

写真では見えにくいと思いますが、黒い部分だけではなく、おクルマ全体に洗車キズが付いてしまっておりました。

研磨前。

こちらもクッキリと美しく磨き上がりました。

研磨後。

テールランプの写真です。ご覧の通り洗車キズが隅々まで付いてしまっています。隅々は磨きにくく、ポリッシャー(磨く機械)が入らず磨けない部分もあります。隅々までしっかり洗いたくなるものですが、隅々はキズを付けないよう、特に優しく洗っていただきたい部分です。

研磨前。

磨くのが少々大変でしたが、キレイになって良かったです。

研磨後。

こちらにもたくさんの洗車キズが付いておりました。

研磨前。

綺麗に除去いたしました。

研磨後。

研磨完了後、3工程のグロスアーマーを施工いたしました。さらに艶が増し、そして塗装面を劣化から守ってくれます。5年、6年と経っても塗装はしっかりとしたままで、その際に再度研磨すると、非常に美しく仕上がります。コーティング未施工車はそれくらいの年数が経つと、研磨したとしても塗装自体の劣化により、ピンホールが出てきたり、塗装自体が脆くなったりしてしまいます。コーティング施工車と未施工車の差は非常に大きなものになります。

全ての施工が完了いたしました!

お引渡しの際に愛車をご覧になったオーナー様、「お〜!やっぱいいね〜!黒い部分のキズもなくなってるね!ありがとう。」と仰ってくださいました。ご満足いただけて嬉しい限りでございます。今後も全力でサポートさせていただきます。通常の洗車で落ちない汚れなどが付着してしまった際はお気軽にご相談くださいませ。目安といたしましては1年に2~3回、クレンジング洗車で普段の洗車で落ちない水ジミなどの汚れを除去することで、美しさを長く保っていただけますのでぜひご利用くださいませ。

この度は、数ある施工店の中から当店をお選びいただき、誠にありがとうございました!

2019年07月08日
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