トヨタ アクア 軽研磨+グロスアーマー+全面ガラス撥水コーティング+透明断熱フィルム施工
トヨタ アクア。軽研磨+グロスアーマー+全面ガラス撥水コーティング+運転席、助手席ドア透明断熱フィルム施工のご用命でご入庫いただきました。
最初にフィルム施工から行います。貼り付けが終わり、最後の仕上げをしている所です。
写真でわかるとおり、十分な透明度を持ったフィルムでありながら、赤外線をカットすることにより、ジリジリとする日差しの暑さを和らげてくれます。紫外線は99%以上カットしますので、日焼けの心配はほぼゼロです!運転席、助手席は法律上、70%以上の透過率が必要で、それ以下ですと車検にとおりません。こちらのフィルムは1~2%透過率が下がりますので、元のガラスの透過率を計測し、問題無いお車のみに施工させていただいております。
次にボディーのコーティング作業に移ります。こちらのお車、新車時にディーラーでコーティングされ、その後指定のメンテナンス剤を使用しお手入れを続けられていたそうですが、新車から2年が経過し、洗車傷が目立ってきたとの事です。
ドアミラーのカバーと黒い樹脂でできている本体の間の細い隙間に、白い物が詰まっているのが見えますでしょうか?
これは、ディーラーでのコーティングに付属するメンテナンス剤が詰まった物です。ヘッドライトとバンパーの間など、細かい部分に残ってしまっています。
このメンテナンス剤は白い液体で、洗車後のボディーにスポンジでこの液体を塗り広げ、その後クロスで拭き取って使用します。その為、余程上手に施工しないと、隅々に白く詰まってしまいます。また、塗り込み、拭き取りの際に、何度もボディーを擦ることになりますので、オーナー様が気にされているような細かな傷も付いてしまいます。
しかし、考えてみてください。この作業、液体ワックスを塗る作業と殆ど同じなのです。せっかく高価なコーティングをしたのに、ワックスを塗るのと同じ作業を定期的にしなくてはいけない。何かおかしいですよね^^;
徹底した下地処理洗車で、隅々に詰まった白いメンテナンス剤も除去いたしました。この写真の様に細かな部分に溜まった泥なども洗浄いたしました。
徹底的な下地処理洗浄が完了した後、全面ガラス撥水コーティングを施工し、その後研磨作業を行います。下地処理洗浄、全面ガラス撥水コーティングは、担当したスタッフが写真を撮る事も忘れ、一心不乱に作業してしまいました。申し訳ございません。
次は研磨作業を行います。
洗車傷が目立たない車体色ですが、遮光した作業ブースで、厳選した照明で照らして確認しながら作業いたします。
ボンネットです。オーナー様が気にされている洗車傷が確認できます。
研磨前。
ご予算の関係で軽研磨のご用命です。軽研磨の範囲内で最大限傷を除去して参ります。
研磨後。
側面もしっかりと光を当てながら作業いたします。
研磨前。
研磨後。
研磨前。
研磨後。
ドアの下側は、写真の様に、光に当たるとギラギラと見える、洗車傷とは違う傷も見られます。
研磨前。
これは、鉄粉のザラツキなどを除去する為に、トラップ粘土を使用した際の、粘土を滑らせた跡です。「鉄粉やタールピッチを粘土で除去する」という事は、洗車に詳しい方ですと常識の作業なのですが、実は、この様に傷が入ってしまいます。当店は基本的に粘土は使用せず、数種類の洗剤を使い、汚れを溶かして、柔らかいマイクロファイバークロスで優しく拭きとるという作業を行っております。こちらの傷は、ご入庫前からついていた物です。
研磨後。
研磨完了後、3工程のグロスアーマーを施工いたします。ボディー表面を硬化皮膜で覆い、表面を保護すると同時に、光のベールに包まれたような素晴らしい艶が加わります。
全ての作業が完了いたしました。
お引渡しの際は、愛車の仕上がりにご満足いただき、当店で使用している、スポンジやマイクロファイバークロスを触ってみて、「柔らかさが違いますね!」と仰ってくださいました。メンテナンスセットとして、一式差し上げているのですが、さらにご購入してくださいました。気に入っていただけて幸いでございます。実際に代車を使い、洗車方法をお伝えした際には、「本当にこれだけでいいんですか?」と驚かれていらっしゃいました。今までメンテナンスにご苦労されていたと思います。これからは、簡単な洗車で美しい状態を維持していただけると思います。鉄粉の付着を気にされておりましたが、当店のメンテナンスで優しく除去できますので、汚れが気になった際には、お気軽にご相談くださいませ。
この度は、数ある施工店の中から当店をお選びいただき、誠にありがとうございました。ぜひいつまでも美しい愛車との生活をお楽しみくださいませ。