【秋田・本店】 メルセデス・ベンツ C200 艶出し研磨+コーティング(グロスアーマー)+金属モールコーティング

本店です。メルセデス・ベンツ C200 艶出し研磨+グロスアーマー+金属モールコーティングのご用命でご入庫いただきました。

当店のブログをご覧になってくださっており、新車を購入したらすぐに当店に任せたいと決めてくださっていたそうです。新車の塗装に「曇り」があり、研磨することによって本来の美しさが引き出されるということなど、私たちの提供するサービスを深くご理解してくださっており、嬉しく思いました。前のおクルマでは金属モールが白くなってしまい気になっていたとのことなので、金属モールのコーティングもご提案させていただきました。オーナー様のご期待にお応えできますよう、全力で施工してまいります!

 

全体的に洗車キズも少なく、おクルマの状態は良好でしたが、全体的に水ジミが多めに付着しておりました。お客様は新車納車後にまだ洗車していないということでしたので、お客様に納車する前の洗車の際に、水道水をしっかりと拭き取らずに乾かしてしまったのでしょう。このような高級車を取り扱うディーラーであっても、洗車に関してはまだまだ知識、技術が不足していることを実感いたします。洗車にあまり重要性を感じていないのだと思います。私たちカーディテイリング業界がもっと頑張っていかないといけませんね。

水道水が乾いた際に水道水に含まれるカルシウムやマグネシウムといったミネラル分が塗装面に残って固着してしまうのが水ジミの原因です。付着を防ぐには、水をよく拭き取るか、ミネラル分を含まない「純水」で洗車することが大切です。ちなみに一般的には「雨」が原因と思われていますが、雨は一度蒸発した水であるため、ミネラル分はほとんど含まれておりません。詳しくはこちらの記事をお読みください→水ジミ(イオンデポジット・ウォータースポット)の原因を解明!純水、水道水、雨水を比較実験!

最初に、塗装面にキズをつける原因になる砂埃などを優しくシャンプー洗車で洗い落とした後、ウォータースポットリムーバーで水ジミを溶かして、マイクロファイバークロスで優しく除去してまいります。

ここは、リヤガラス両脇のピアノブラックの樹脂部品です。黒いのと樹脂であることで、より水ジミが目立ってしまっています。

洗浄前。

残念ながらウォータースポットリムーバーで完全に除去することができない状態となってしまっていました。水ジミは酷くなると、塗装面を陥没させ、水ジミのような形の凹みとなってしまいます。こうなってしまいますと、費用がかかる研磨で除去しなければいけなくなってしまいます。水ジミは除去することはもちろんですが、根本的には水ジミを付着させないことが大切です。

下の写真では、落ち切れなかった水ジミが写っています。

洗浄後。

こちらは、リアバンパー下側の写真になります。タイヤの後ろ側ということもあり、タイヤで跳ね上げられた虫の死骸やアスファルトの油汚れであるタールピッチがたくさん付着しておりました。虫汚れリムーバータールピッチリムーバーを使い、洗浄してまいります。

洗浄前。

キレイになりました。

洗浄後。

 

全ての洗浄が終わり、写真はございませんが、金属モールコーティングをいたしました。外国車の金属モールは白く錆びてしまいやすいので、予めコーティングすることにより、進行を抑えることができます。それでも少しずつ錆びてきてしまいますので、酷くなる前に再度磨いてコーティングすることにより、キレイな状態を保つことができます。メーカーには、白くならないように対策していただきたいものですね。

つづいて、研磨作業にとりかかってまいります。新車で洗車キズは少ない状態でしたが、塗装の「曇り」が見られます。自動車は工場で大量生産されているため、コストの問題で、一部の特殊な高級車を除き、塗装後に磨いて仕上げることができません。本来は「塗り」の後は「磨き」をかけ、表面を整える作業た必要です。最近のメルセデス・ベンツは「曇り」が強めに出ていますが、塗装の質自体は良いものですので、ビューティフルカーズが採用している、最先端の研磨方法によって、美しく磨きあげ、美しさを最大限に引き出してまいります。

研磨前。

研磨前はぼんやりとしていた、写り込んでいるライトの輪郭が、くっきりとしたのがお分かりでしょうか。

研磨後。

こちらはリアフェンダー。

研磨前。

ライトがくっきりと映るようになりました。

研磨後。

新車であっても必ずと言って良いほどキズがついてしまっているドアのピラー部分。せっかくの美しいピアノブラックなのですが、触りやすい場所ですので、キズが付いてしまいます。目に入りやすい部分ですので残念ですね。ピアノブラックの研磨は大変難しいのですが、しっかりと美しく研磨してまいります。

研磨前。

丁寧に研磨することで細かいキズを除去し、美しく仕上がりました。

研磨後。

こちらもウォータースポットリムーバーでは完全に除去しきれない水ジミが付着しております。同じくピアノブラックで汚れが目立ちやすい部分ですが、丁寧に研磨してまいります。

研磨前。

キレイになりました。

研磨後。

テールランプも研磨してまいります。テールランプはプラスチック製ですので、洗車キズが付きやすい場所でもあります。

研磨前。

キズが無くなり、透明感が出て美しく仕上がりました。

研磨後。

 

研磨完了後、3工程のグロスアーマーを施工いたします。研磨で美しく仕上げた塗装面にさらに艶が増し美しくなります。そしてその塗装面を劣化から守ってくれます。コーティングをすると、5年、6年と経っても塗装はしっかりとしたままで、その際に再度研磨すると、この美しさをまた取り戻すことができます。それくらいの年数が経過いたしますと、コーティング未施工車では、研磨したとしても塗装自体の劣化によりピンホールが出てきたり、塗装自体が脆くなったりしてしまいます。長くお乗りになればなるほど、コーティング施工、未施工の差は非常に大きなものになってまいります。

仕上がった愛車をご覧になったオーナー様、「キレイですね」と嬉しそうになさっていました。ご満足いただけて嬉しい限りでございます。今後は、お引き渡しの際にお伝えした正しい洗車を行っていただき、通常の洗車で落ちない汚れなどが付着してしまった際はお気軽にご相談くださいませ。目安といたしましては1年に2~3回、クレンジング洗車で普段の洗車で落ちない水ジミなどの汚れを除去することで、美しさを長く保っていただけますのでぜひご利用くださいませ。末長く「美しいクルマと共に暮らす。」素敵な毎日をお送りいただけますよう、私共も全力でサポートさせていただきます!

この度は、数ある施工店の中から当店をお選びいただき、誠にありがとうございました!

2019年11月03日