ユーノス ロードスター スタンダード研磨+コーティング(グロスアーマー)

ユーノス ロードスター スタンダード研磨+コーティング(グロスアーマー)のご用命でご入庫いただきました。

平成4年式、24年前のお車です。3年程前にご購入され、大切にされていたのですが、冬場の融雪剤の影響でステップ周りの錆が酷くなってしまい、これを機に現行型のロードスターに乗り換えようかと悩まれたそうです。しかし、やはりこちらのロードスターに乗り続けたいと、全体をリフレッシュすることに決められ、今年になって板金塗装で錆びたステップ周りの修理を含め、ボディを全塗装されたそうです。

板金塗装には3ヶ月掛かったとのことです。丁寧で良い仕事なのですが、光が当たった際に見える磨き傷が気になるとのことで、当店にご相談をいただきました。

板金塗装後の磨きと、当店のような磨き専門店の磨きは、同じ磨きでも全く違ったものです。オーナー様の思い描く完成形となるよう、心を込めて施工させていただきます。

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まずは徹底的な洗浄から行ってまいります。

ホイールの汚れ。洗浄前。

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裏側も可能な限り洗浄いたします。

洗浄後。

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ドアを開けた内側の部分です。隅には黒ずみ汚れが溜まっておりました。

洗浄前。

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数種類の洗剤を使い、だいぶ綺麗になったのですが、いくつかの理由があり、これ以上は汚れが落ちませんでした。あまり深追いして、お車自体を痛めないよう、状態を判断しながら洗浄作業を進めて参ります。

洗浄後。

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普段洗われることのないドア開口部も洗浄。ドアヒンジの奥側に白く見えるのが、長年蓄積した汚れです。

洗浄前。

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綺麗になりました。

洗浄後。

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リトラクタブルヘッドライトも上げて洗浄。リトラクタブルヘッドライトは、法改正などで、現在の新車では見られなくなってしまいました。

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下地処理洗浄が完了いたしました。次は研磨を行ってまいります。

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当店の照明を当てると、オーナー様が気にされていた磨き傷が浮かび上がってきました。ポリッシャーという機械で磨いた跡です。一般的には、これ以上綺麗にはできないと思われています。

研磨前。

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当店で磨けばこのように仕上がります。

研磨後。

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蛍光灯の下では、ほとんど見えない傷です。しかし、太陽や水銀灯の下では目立つんです。当店の照明なら全て確認することができます。

研磨前。

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きちんと見ることができる環境と設備、きちんと磨くことができる道具と技術。両方が揃うことにより、このような研磨が可能となります。

研磨後。

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研磨前。

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研磨後。

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研磨前。

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キラキラとした金属の粒子が入っていない純粋な赤。跡を残さず磨くのが非常に難しい色ですが、磨き上がるとソリッド特有のツルンとした美しい仕上がりになります。

研磨後。

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テールレンズも研磨することができます。

研磨前。

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まるで新しいレンズに交換したようです。

研磨後。

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細かい部分も。

研磨前。

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小さなポリッシャーを使い、コツコツと仕上げます。

研磨後。

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研磨完了後、純水を使用してコンパウンドの粉を洗い流します。その後3工程のグロスアーマーを施工し、さらに艶を引き上げ、汚れの付きにくい、洗いやすい状態にいたします。

全ての作業が完了いたしました。

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お車をお引き取りにいらしたオーナー様、隅々までご覧になり「凄いです!これでやっと完成って感じですね!」と大変喜んでくださいました。

オーナー様の想いが込められた1台です。末永く美しい愛車と過ごしていただけるよう、当店も全力でサポートさせていただきます。今後はお伝えした正しい洗車をしていただき、それでも落ちない汚れがございましたら、無理せずお気軽にご相談くださいませ!

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この度は、数ある施工店の中からお選びいただき、誠にありがとうございました!

2016年09月04日
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