ポルシェ カイエン スタンダード研磨+コーティング(グロスアーマー)+金属モールコート+ガラス撥水コーティング
ポルシェ カイエン、スタンダード研磨+グロスアーマー+金属モールコート+フロント以外のガラス撥水コーティングのご用命でご入庫いただきました。
まだ新車から半年程度でしたので、軽研磨でも大丈夫かな?と思いましたが、洗車機の傷と、スノーブラシの深い傷が入っており、オーナー様とご相談の上、スタンダード研磨で承りました。
正しいお手入れ方法による美しさの維持に興味をお持ちのオーナー様です。ご満足いただける仕上がりになるよう、心を込めて作業させていただきます。
徹底的な洗浄から行って参ります。まずはホイールから。
洗浄前。
赤く塗装された大きなブレーキキャリパーも綺麗に洗浄いたしました。
洗浄後。
シャンプー洗車をした後、一度水気を拭き取ってから、落ちずに残っている水ジミなどを、別な洗剤を使って溶かして除去いたします。塗装に傷を付けないよう、マイクロファイバークロスで優しく丁寧に作業いたします。洗剤が反応中の写真です。白く見えているのが、洗剤と反応して浮き上がった水ジミです。
マフラーの出口も。
洗浄前。
洗浄後。
エンブレムの細かい部分に固着した汚れも綺麗にします。
洗浄前。
洗浄後。
金属モールもコーティング。
次に塗装研磨です。ボンネット。スノーブラシで付いたのでしょうか?深い傷が見られます。
研磨前。
研磨後。
アップにしてみます。
研磨前。
パネルの縁ギリギリまでしっかりと研磨します。
研磨後。
このように傷がついていると、太陽や街灯の明かりが当たったときに、がっかりしますよね。
研磨前。
研磨後。
スノーブラシで雪を下ろす際の傷でしょうか?ピラーには落書きをしたような深い傷が付いていました。
研磨前。
塗装を削りすぎないよう注意しながら研磨いたしました。
研磨後。
側面も研磨します。細かな洗車傷が見えます。
研磨前。
もちろん綺麗に除去いたします。
研磨後。
エンブレム付近の細かい部分の研磨も、コツコツと進めます。「Cayenne turbo」のエンブレムの下に見える傷は、バックドアを閉める時に手で触った傷だと思われます。汚れに含まれる砂粒は、紙やすりの研磨粒子のようなものです。目に砂が入ると凄く痛くて、擦ると目を傷つけてしまいますよね。それと同じことなのです。大抵ドアの内側に取っ手が付いていますので、そこを持って閉めるようにすると傷が付きません。こちらのお車はモーターで開閉できますので、その機能を使えば、手を触れずに開閉できます。
研磨前。
研磨後。
車の塗装は樹脂です。CDの記録面も樹脂ですが、とても傷付きやすく、手で直接触ったりせず、汚れが付いたときも、メガネ拭きのような柔らかいクロスで優しく拭きますよね。なのに車の塗装は「鉄板」というイメージがあるからでしょうか?洗車機に入れたり、タオルやスノーブラシで擦ったりしてしまいますよね。だからこのように傷が入ってしまうのです。
研磨前。
車が汚れているときは塗装面に触らない。洗うときは優しい力で洗う。など、ちょっと気をつけると、傷がとても少ない状態を保つことができます。大変そうに聞こえるかもしれませんが、習慣になってしまうと、自然にそのように取り扱えるようになります(^^)
研磨後。
研磨前。
研磨後。
研磨前。
研磨後。
乗り降りの際に擦ったような傷。
研磨前。
研磨後。
ピアノブラックのピラー部。横向きの鋭利な傷はスノーブラシによるものでしょうか?
研磨前。
研磨後。
研磨完了いたしました。まだコンパウンドの粉が付着しています。この後、弱酸性のシャンプーと純水で優しく洗い流します。
洗浄後、3工程のグロスアーマーを施工いたします。こちらは2工程目、完全硬化被膜を形成いたします。場所によって、スプレーガンと手塗りを使い分けながら、隅々まで施工いたします。
3工程のグロスアーマーを施工し、全ての作業が完了いたしました!
お車をご覧になったオーナー様、「かっこ良いなぁ。全然違うね。ただの黒だと思ってたけど、こんな色だったんだね」と、大変嬉しそうになさっていました。こちらの色は、光によって紫っぽく発色する美しい色なのですが、普段はただの黒に見えていたんですね。丹念な洗浄、研磨と、発色性に非常に優れたグロスアーマーによって、今まで見えていなかった色が美しく見えるようになりました。塗装面が非常に傷付きやすいということもご理解くださり、これからは当店の洗車をご利用くださるとのことです。お忙しい中、わざわざ当店までいらっしゃるのは心苦しい気もするのですが、屋内で純水を使い、洗車傷を最小限に抑える優しい洗車で、美しい愛車の維持をお手伝いさせていただきます!
この度は、数ある施工店の中からお選びいただき、誠にありがとうございました!ぜひ、いつまでも美しい愛車との暮らしをお楽しみくださいませ。