昨年の10月にTTクリアコートを施工した私の車。自宅駐車場は、ご覧のとおり塗装に過酷な青空駐車です。
新車購入から2年半が経過しております。新車時には別のプロ用コーティングを施工しておりました。
軽自動車の中でも安価な車種ですので、塗装の品質は決して良いとはいえませんが、TTクリア施工後は一段艶が上がり、十分な光沢を放っています。
洗車は前回が2月2日。その前は12月15日とかなり間隔があいています。2回ともお恥ずかしながら、自宅のカーシャンプーを切らしており、傷が入りやすい水洗い。その上、2月はホース凍結の為、バケツの水だけでの洗車。もちろん、力加減などは心得ておりますので、その条件の中で極力傷が入らないように、気をつけておりました。(それぞれの洗車の記事はこちら。2月2日、12月15日)
雪を落とす時のブラシは塗装に傷を入れやすいので、なるべく塗装に直接ブラシが当たらないように気をつけています。この写真の様に、少し雪を残して落とします。その後、車体の熱で滑り落ちるようになったら、優しく落とします。走行に支障が無い部分は自然落下です^^;(雪の落とし方についての記事はこちら。車に積もった雪をどうするか)
洗車回数が少ないのは、忙しいこともありますが、汚れないという事も理由の一つでした。私は車が汚れてきて、「そろそろ洗わないと普通の洗車で汚れが落ちなくなるな。」と判断すると洗車をするのですが、その段階まで汚れないんです。例えば12月15日に洗車をした後、1ヶ月程経った1月13日。福島のTTクリアコート本部まで行って、帰ってきた直後でこの状態です。洗車した後じゃなくて、往復700キロ走って来たままの状態です。走行中に雪で汚れが落ちちゃってるんですね。
さて、いよいよ当店の作業場で、傷が良く見える照明の下で点検してみます。普通にシャンプー洗車をします。シャンプー直後は水の撥水はなく、べたっと水が広がった状態です。水は弾いていませんが、コーティングが落ちてしまった訳ではありませんので、ご安心ください。水分を拭きとって、状態を見てみます。
ルーフです。殆ど傷が無い状態です。軽自動車の塗装は柔らかく傷が入りやすい筈なのですが、想像以上に良い状態です。
ルーフを後ろから見てみます。やはり目立った傷はありません。
ちなみにこれは2層構造の旧TTクリアコートで、現在の3層構造のTTクリアコートと耐擦り傷性能はほぼ同等。ガラスコートありの5層構造、TTクリアファイナライズに対しては、少々劣っております。
ボンネットの拡大写真。塗装やコーティング皮膜のくすみも無く、メタリックの粒子も綺麗に見えています。この写真では、傷は確認できません。
よく探すと、時々この程度の傷があります。映り込んだスポットライトの左側に薄く2本の傷が見えています。
傷が目立ちやすい、リヤのピラー部。若干の傷は見えますが、綺麗な状態です。
この後、コーティングを施工されたお客様に無料でお渡ししている、メンテナンス剤を施工した所、水が自然に引けていく、疎水と呼ばれる状態も復活いたしました。偶然来店されていた、中古車販売店の方もその様子をご覧になり、凄く良い状態だと関心されておりました。
万一傷が目立つ状態になっても、コーティング施工後5年間は、TTクリア補充により、浅い傷であれば埋めて消す事が可能です。補充費用は2万円~と比較的安価になっております。塗装を無駄にせず、メンテナンス費用も抑えられる、雪国秋田に適したコーティングだと言えます。
バケツ洗車など、TTクリアの耐久テストを兼ねて、過酷な状況で使用してきましたが、結果は私共の予想以上に良い物でした。もちろん、洗車機に入れてしまったり、シャンプーを使ったとしても、洗車の時にゴシゴシと擦ったりしてしまうと、深い傷がたくさん入ってしまいます。
例え時間をかけなくても、高級なケミカルを使わなくても、正しい洗車方法を知っていれば、楽に、簡単に、綺麗で傷も目立たない状態を維持できる事が実証されました。
当店では、今後、洗車講習の様なイベントをしていきたいと考えております。日曜日限定で、お客様のお車を実際に洗車しながら、洗車のコツなどをお教えするというものです。料金もお手頃な料金、もしくは無料と考えております。詳細が決まりましたら、ホームページやフェイスブック上でお知らせいたします。また、洗車方法を知る上で、こんなサービスがあれば良いな?などご意見のあるお客様は、お問合せフォームまたはメールにて、ご意見をお聞かせください。
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