ビューティフルカーズオリジナル洗車用純水器の設置方法

※こちらは旧型純水器の設置方法の解説です。現在の純水器について詳しくはこちら→https://www.beautifulcars.biz/38595/

洗車用純水器の設置方法をご紹介いたします。

本製品は、左からヘッド部、カートリッジ、ハウジングで構成されています。

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カートリッジの中には「イオン交換樹脂」が充填されており、カートリッジはハウジングの中に挿入されています。

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水を通す方向は向かって左側から右側です。本製品は2本組みですが、1本のみ青いTDSメーターが付いております。正常に純水になっているかをチェックするための物ですので、写真のように出口側にTDSメーター付きの純水器を接続してください。メータ無しの純水器を増設して3本以上で使用することも可能ですが、その場合も同様に、一番出口側にTDSメーター付きの純水器を接続してください。

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それでは、接続の方法を順を追って説明いたします。
純水器とホースを接続するためのニップルを純水器の両端に取り付けます。

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本製品には
・1mホース
・2mホース
がそれぞれ1本ずつ付属しています。

1mホースは2つの純水器を繋げるため、2mホースは純水器とホースリールや高圧洗浄機などの接続にお使いください。とはいえ同じホースですので、ご自由にお使いいただいて構いません。長さも使いやすいようにカットしてご使用ください。

ここでは1mホースの両端にワンタッチホースコネクタを接続いたします。

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ワンタッチホースコネクタの取付けは以下のように行なってください。
ワンタッチホースコネクタのキャップを外し、キャップを先にホースに通します。

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ホースをコネクタの奥までしっかりと差し込みます。差し込みが浅いと抜けてしまう可能性がありますので、しっかりと奥まで差し込まれていることをご確認ください。

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キャップをしっかりしめて完了です。

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純水器とホースリールや高圧洗浄機を繋ぐホースには、ワンタッチホースコネクタとストレーナ付きワンタッチホースコネクタをそれぞれ接続してください。

ここでは2mホースに接続いたします。ワンタッチホースコネクタは上と同じ手順で取り付けてください。

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ストレーナ付きワンタッチホースコネクタにはゴミを除去する為のフィルターが内部に入っています。これは、イオン交換樹脂の細かい粒子が万が一漏れ出した場合に、外に流れ出るのを防止するためのものです。フィルターには向きがありますので、散水ノズルの詰まりや高圧洗浄機の破損を防止するために、必ず一番出口側に接続してください。

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フィルターは写真のように、出っ張りを手前にして挿入します。

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ストレーナ付きワンタッチホースコネクタの取り付け方をご説明いたします。
キャップを外し分解すると3つの部品に別れます。

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キャップ、爪付きリングの順でホースに通していきます。このとき爪付きリングの向きを間違えないように気をつけてください。逆向きだと締め付けが不十分でホースが抜けてしまう場合があります。

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コネクタをホースにネジ込み、爪付きナットをコネクタに密着させます。

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キャップをしっかりしめて完了です。

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ホースの準備ができましたら、下の写真の様に左から

1.蛇口
2.TDSメーター無し純水器
3.TDSメーター付き純水器
4.ホースリール、高圧洗浄機など

の順に接続してください。蛇口とTDSメーター無し純水器の接続用ホースは付属しておりませんので、適した物をご用意ください。ここでは、ホースリールに付属していた接続用ホースで蛇口とTDSメーター無し純水器を接続いたしました。ストレーナ付きワンタッチホースコネクタは純水の一番出口。ホースリールや高圧洗浄機の直前に接続してください。

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ご使用の際には、必ず水を流した状態でTDSメーターのスイッチを入れ「0ppm」になっている事を確認してください。これが1ppm以上になっているとミネラル分が含まれていることになり、この水を乾かした場合には水ジミが発生いたします。1~2ppmでは殆ど水ジミは発生いたしませんが、速やかにイオン交換樹脂を交換してください。

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TDSメーターは防水構造ではございませんので、水に濡らさないようご注意ください。特に線の根元(カプラー部)からの浸水にお気をつけください。(若干水しぶきがかかる程度でしたら、当店でも問題なく作動いたしております)

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この純水器は転倒を避けるため、下の写真のように、あらかじめ横にした状態で使用できる設計になっております。

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ただし、横置きで使用いたしますと、縦置きと比べてイオン交換樹脂の利用効率が下がり、イオン交換樹脂の交換サイクルが短くなる傾向がございます。縦置きで使う場合は転倒しないよう、何かで固定して安全にご使用ください。

一例として、安価に入手できるカラーコーンを使用した固定方法をご紹介いたします。

こちらのカラーコーンはホームセンターで375円(税込)で購入しました。安いですね(^^)

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カラーコーンの先端をハサミやカッターナイフで切り取ります。純水器がピタリとはまる直径の部分で切りますので、切りすぎにご注意ください。

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大まかなところで切り取ったら、一旦純水器を入れぴったりと収まるところまで長さを微調整いたします。

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純水器を直接地面に立てると、安定が悪い場合がございますので、カラーコーンの中はマットを敷きました。こちらのマットはシャワーマット429円(税込)をカットして使用しました。残りの部分はイオン交換樹脂の交換にも使用できますので便利です。

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さらに3kgのコーンウェイト462円(税込)を乗せます。2kgもありましたが、より安定する3kgを選びました。

 

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完成です!切り取ったコーンの縁で指などを切らないようにするのと、切り口からコーンが割れてしまうのを防ぐためにテープなどを縁に巻いて補強しておくとより良いかと思います。

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皆様色々な方法でご使用されていますので、今後ブログなどでご紹介して参ります!

本商品を保管するときは、付属品の転倒防止用金具(ブラケット)をご使用ください。(ここで紹介する方法は一例です)

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転倒防止用金具はビス穴を利用し、強度が十分にある壁などに固定して使用いたします。今回はより強度を上げるために強力両面テープを併用いたしました。

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このように壁にしっかりとネジ留めいたします。

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転倒防止用金具は写真のように純水器の金具の先端を引っ掛けるようにしてご使用ください。ぶら下げてしまいますと金具が破損する場合がありますのでご注意ください。

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保管中はこのようにホースを繋ぎますと、水漏れを防ぐことができます。

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「保管中は内部の水は抜いておいた方が良いのか」というご質問をよくいただきます。イオン交換樹脂は湿っていたほうが良いので、水は入れておいても構わないのですが、水道水の塩素分が除去されておりますので、あまり長期間放置しますと腐ったり、また藻などが繁殖することも考えられます。長期間ご使用されなかった場合は、使用前に内部を確認することをお勧めいたします。

劣化、破損の原因となりますので、純水器は紫外線の当たらない場所に保管してください。また凍結も破損の原因となりますので、凍結の可能性がある場所には保管せず、部屋の中など暖かい場所に保管いただくことをお勧めいたします。

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2016年07月01日