フォルクスワーゲン ジェッタ TTクリアファイナライズ(既販車)+金属モールコーティング

フォルクスワーゲン ジェッタ GT スポーツ。200PSのターボエンジンと6速DSGを搭載。気持ちの良い走りが楽しめそうです。ボディー色はディープブラックパールエフェクト。一見普通のブラックパールに見えますが、強い光を当てると紫色に輝きます。
新車から3年半が経過。オーナー様はとても綺麗に洗車されています。お悩みは、白くくすんでしまったメッキモールと、最近他の車のドアを当てられ修理した左リヤドア。メッキモールはディーラーに相談したところ、交換しか無いと言われ、修理した左ドアは、小傷が目立つとの事です。お悩みを解消して差し上げる事はできるでしょうか。頑張って参ります!

D型のステアリング。レーシーなのに大人っぽい。

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オルガン式のアクセルペダルは外車ならでは。国産車でも一部ありますね。
クリーニング後の写真です。ペダル類は見落としがちですが、綺麗にすると大分雰囲気が変わります。

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2つのクラッチを使用し、トルクコンバーターを使用せずに、F1の様にタイムラグの無い変速を可能にしたDSG。

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オーナー様が気にされていたメッキモールのくすみ。意外と軽症です。メッキモール磨きは別途料金(15,750円~状態によって応相談)ですが、交換しますと10万円単位と伺っております。磨きで光沢が戻って良かったです。

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左リヤドアの状態です。他のドアに比べて明らかに傷が多いです。板金塗装したばかりだから綺麗…。ではない事が多いのが現実です。

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そしてドアよりも酷かったのが、ドアハンドルからリヤフェンダー、ピラーにかけての部分。

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直した傷はドアの前の方なのに、後ろの方にグルグルと深く酷い傷が入っています。ぼかし塗装などでこの範囲も磨いたのでしょうが、その際バフに何か異物を噛みこんだまま磨いてしまったのかもしれません。

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そして、バフ目と呼ばれる白いモヤモヤも盛大に見られます。これはコンパウンドの粒子の跡です。適切な磨きを行わなければ、この様になってしまいます。普段はほとんど見えず、直射日光が当たると確認できますが、当店の照明下では一目瞭然となります。

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各部洗浄し、マスキングをしまして、研磨開始です。

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先程の部分を念入りに磨いていきます。かなり傷が深いので、削りすぎないよう細心の注意を払います。削った塗装は戻ってきません。削りすぎは禁物です。

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作業前

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作業後。数本傷が確認できますが、これ以上の研磨は危険と判断しました。通常の照明や日光の下ではほとんど確認できないレベルです。

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作業前

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作業後。ここもうっすらと傷が残っています。

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作業前

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作業後。深い部分が残っていますが、全体としては良い状態に戻すことができました。良かったです。

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ちなみに反対側のピラーの状態はこのとおりです。傷の深さは比較にならない程浅いです。

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作業後。綺麗になりました。

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ボンネット。作業前。

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作業後。

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ボンネットのアップ、作業前。薄い傷の他に、水染みが見えます。

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作業後。綺麗になりました。

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室内清掃、窓拭き仕上げを終え、5層構造のTTクリアファイナライズ完成いたしました!

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お引渡しの際、お車をご覧になったオーナー様は、「綺麗」と何度も仰っていました。お車を外に出す際、「男前になったなぁ」と話しかけられていました。お車への愛情が伝わってくるお言葉でした。ご期待にお応えできて、嬉しく思います。
「触るのが勿体無くて、洗車するのが怖い」と詳しく洗車方法を聞かれていました。TTクリアコートでお手入れは簡単です。傷を全く入れずに洗車するのは不可能です。深い傷を入れなければ、樹脂補充で傷を埋めることができますので、あまり気にせず、簡単洗車とピカピカの愛車を楽しまれてください。

この度は数ある施工店の中から当店をお選びいただき、誠にありがとうございました!

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2013年03月22日
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