【秋田・本店】ルノー ルーテシアR.S. 軽研磨+コーティング(グロスアーマー)
本店です。ルノー ルーテシアR.S. 軽研磨+コーティング(グロスアーマー)のご用命でご入庫いただきました。
こちらのおクルマは中古でご購入され、当店のデモカーと同じ車種(デモカーについての記事はこちら→https://www.beautifulcars.biz/34212/)いうこともあり、同じように美しく仕上げてほしいというご用命でご入庫いただきました。デモカーはリンク先の記事の時点でコーティング後3年、現在は5年以上経過していますが、美しい状態を保っています。デモカーを参考としてご評価いただき、嬉しい限りでございます。「ルノーはディーラーが秋田にはないが、車検などはどうしているのか」など、ルーテシアについて色々教えて欲しいということも仰っておられました。おクルマの困りごとに関して施工以外でもお力になれればと思いますので、ぜひ今後もお気軽にご相談くださいませ。まずはお客様のご期待に添えるよう、全力で施工してまいります!
まずは洗車キズが付かないように、シャンプー洗車で砂埃などを優しく洗います。その後、シャンプー洗車では落ちなかった汚れを、それぞれの汚れに最適な洗剤を使って優しく除去してまいります。
サイドステップ部の下側に、メーカーで施工された際にはみ出した下回りの防錆塗料や、アスファルトを跳ね上げたタールピッチが付着しておりましたので、タールピッチリムーバーを使って除去してまいります。
洗浄前。
汚れを溶かして、ゴシゴシ擦らず、優しく除去いたしました。
洗浄後。
続きまして、エンブレムの隙間やパネルの間など細かい部分の細部洗浄をしてまいります。細部がキレイになると、全体の印象がより引き締まって美しく見えるようになります。研磨とコーティングによっておクルマの美しさを最大限に引き出すときだからこそ、しっかりと細部まで洗浄されることをお勧めいたします。
エンブレムの細かい隙間に溜まった汚れを、こちらはウォータースポットリムーバーを柔らかい絵筆を使って塗布しながら、溶かして優しく除去してまいります。
洗浄前。
隅々までキレイになりました。印象がくっきりとしましたね!
洗浄後。
徹底的な洗浄作業が終わると、続いて研磨作業へ移ってまいります。
ボディーカラーがシルバーですので写真ではわかりづらいのですが、洗車キズが全体に付いていました。また、洗剤だけでは落ちない水ジミもたくさん付いておりました。長く放置された水ジミは、塗装上に固着するだけでなく塗装自体を侵食していきます。侵食されると塗装面が凹んだ状態になってしまいますので、もう洗剤の力では落とすことができません。この水ジミの跡を、研磨により美しく復元していきます。
研磨前。
研磨により、塗装面を覆うように付着していた洗車キズと水ジミは無くなりました。また、ルノー車は塗装自体がボソボソとした印象があるのですが、これも研磨によりクッキリと仕上がりました。ぼんやりと写り込んでいたスポットライトがクッキリとしているのがお分かりになると思います。また、塗装面がフラットになることにより、シルバーの発色もより鮮やかさを増しました。このように、高い研磨技術により、塗装面への負担を最小限に抑えつつ、塗装本来の美しさをを最大限に引き出していきます。
研磨後。
おクルマの側面に付着していた水ジミはウォータースポットリムーバーで除去できましたが、研磨により洗車キズを除去しながら、上面同様、塗装の美しさを引き出していきます。
研磨前。
研磨後。
こちらはドアミラーです。ここは黒いので水ジミが良く見えます。ボディーも上面は同じような状態となっていました。
研磨前。
このようなシミや洗車キズは研磨で美しく仕上げることができますが、研磨というのは非常に高い技術と時間を要しますので、比較的高額な費用がかかってしまいます。また、塗装面への負担を抑えるといっても、限りある塗装を削ってしまっていることには変わりありません。できれば、シミは付けないに越したことはありません。
洗車の仕方一つでこのようなシミやキズは防ぐことができます。このようなシミはよく雨ジミと呼ばれ、雨が原因でできると思われておりますが、実は雨よりも圧倒的に洗車時の水道水が原因なのです。水道水に含まれる、カルシウムやマグネシウムといったミネラル分が、水道水が乾燥した際に塗装面に残って固着してしまうのが原因なのです。(詳しくはこちら→水ジミ(イオンデポジット・ウォータースポット)の原因を解明!純水、水道水、雨水を比較実験!)
当店では、このようなシミを防ぐために、水道水から不純物を取り除く純水器を使用・販売しております(洗車用純水器の販売ページはこちら)
研磨後。
複雑な形状のグリル部も研磨で美しく仕上げていきます。
研磨前。
ピアノブラックと呼べる美しさとなりました。
研磨後。
全体の洗浄と研磨で美しく仕上げた後に、3工程のグロスアーマーを施工してまいります。
それぞれの層が同一成分でできているグロスアーマーは、3工程の施工で2層の強く美しい皮膜を形成いたします。塗装面にガラスコーティングらしい透きとおった艶を与え、さらに塗装を劣化から守ってくれます。当店のハイエンドコーティングであるグロスアーマーは、単にコーティングを施工すれば良いのではなく、徹底的な洗浄と丁寧な研磨によって無垢な美しさを取り戻した塗装面にコーティングすることで、その性能をを十分に発揮します。
全ての施工が完了しました。一般的に汚れや傷みが目立ちにくい一方、美しさを感じにくいと言われているシルバーですが、このようにしっかりと仕上げると、とても美しい表情を見せてくれます。
おクルマをご覧になられたお客様は「お~。綺麗になりましたね!ありがとうございます!」と嬉しそうに仰ってくださいました。私共もとても嬉しく思っております。今後は納車時にお伝えしました、洗車キズやシミを付けにくい、正しい洗車をしていただき、半年に1回程度を目安に、状態に応じて当店のクレンジング洗車をご利用くださいませ。今回使用したウォータースポットリムーバーやタールピッチリムーバーを使用して、通常の洗車では落ちずにコーティング上に付いてしまった汚れを優しくキレイに除去いたします。定期的にクレンジング洗車をご利用くださっているお客様のおクルマは、3年、5年と経過しても、非常に美しい状態を保たれております。このようなシンプルなお手入れで、「美しいクルマと共に暮らす。」素敵な毎日をお過ごしくださいませ。私共も精一杯サポートさせていただきます。
この度は、数ある施工店の中から当店をお選びいただき、誠にありがとうございました!