クルマについた黄砂を落とす!傷つけない洗車方法と予防対策を解説

春になると、天気予報で飛来情報を目にする「黄砂」。
「昨日洗車したのに、朝起きたらまたボディがうっすら黄色になっている!」
こんな経験をされている方も多いのではないでしょうか。
洗っても洗ってもクルマに降り積もる黄砂。気になりますよね。

今回の記事では普通の砂埃と黄砂の違い、黄砂が塗装に与える影響、愛車に悪影響を与えない黄砂の洗車方法や予防対策について解説していきます。

まず最初に結論からお伝えすると、黄砂はとても小さな砂粒。洗車で簡単に落とすことができます。
このことを頭の中でイメージしながら読んでもらえたらと思います。

1、黄砂とは


 
黄砂とは、日本から遠く離れたユーラシア大陸内陸部の砂漠地帯(ゴビ砂漠・タクラマカン砂漠)や、黄土高原などの乾燥・半乾燥地域の砂が、強い風によって数千メートルの高度にまで吹き上げられて、偏西風によって日本に飛来し、大気中に浮遊もしくは降下する現象のことを言います。


日本まで運ばれてくる間に、粒子の大きいものから順に落下していくため、日本に到達する頃には黄砂の粒径は4ミクロン(0.004mm)ほどになります。スギの花粉が直径およそ40ミクロン(0.04mm)なので、とても小さな粒ということがわかります。

2、黄砂と花粉の違いとは


 
春になると黄砂と同様に空気中に舞っているのが、花粉です。

スギやヒノキなどの植物でつくられる花粉はクルマについたら洗わなければならない汚れの一つです。

花粉は乾いている状態では塗装面に降り積もっても、粉が乗っているだけなのであまり気にしなくても良いのですが、水分を含むと花粉の殻が割れて、中からペクチンが出てきます。
ペクチンはジャムの成分にもなっている多糖類なのでベタベタと粘着力が高く、これが塗装に吸着し、乾燥する際に収縮し、塗装を引っ張ってクレーター状のシミを作ってしまいます。

ですので花粉がついたら放置せず、夜露や雨などに濡れて乾燥する前にこまめに洗ってあげることが大切です。
花粉は水に濡れてシミになるのが問題で、砂粒とは違い柔らかいので、洗車傷の原因にはならないです。

3、黄砂による塗装面への影響


 
砂とは、岩石が細かく砕けて小さな粒になったものです。黄砂は粒径が4ミクロン(0.004mm)ほどの非常に小さな粒です。砂時計の粒径が200ミクロン(0.2mm)、公園の砂場の砂は粒径が2000ミクロン(2mm)ほどなので、黄砂がどれくらい小さい粒なのかイメージしていただけると思います。
そんな小さな黄砂が塗装面にどのような影響を与えるのでしょうか?

細かな傷をつける

黄砂はとても小さな粒とはいえ、ケイ素、アルミニウム、カルシウム、鉄といった硬い物質が主な成分です。
クルマに傷をつける原因は、塗装面に付着した砂や泥などの硬いものを引っ張ってしまうことです。
「4ミクロンの粒がどんな傷をつけるの?」と思われる方もいらっしゃるかもしれません。
下の写真でライトの周りに、うっすらとした傷がついているのが見えるでしょうか?



塗装の厚さは全体で100ミクロン(0.1mm)前後しかありません。ビューティフルカーズでは傷の深さ以上に磨かない技術を採用しており、通常の研磨量は1ミクロン(0.001mm)~数ミクロンに抑えています。
写真のような傷も1ミクロン(0.001mm)磨くか磨かないか程度で消すことができます。
つまり、わずか4ミクロン(0.004mm)の黄砂でも塗装面に傷をつけてしまうと、肉眼で十分確認できる傷になってしまうのです。

4、洗車をする際に注意すべき3つのこと


 
黄砂は花粉のようにすぐに落とした方が良い汚れと違い、そんなに急いで洗う必要はありません。
以下のポイントを押さえて洗車ができるタイミングでキレイに洗ってあげることをおすすめします。

POINT1:あらかじめしっかりと水をかけて、できるだけ黄砂を落とす
POINT2:ボディに直接触れたり、乾拭きをしない
POINT3:スポンジやクロスの力加減は優しく

 


これらのポイントに気をつけながら、黄砂が多い時期の洗車方法について解説していきます。
Youtubeの動画も参考に記事を読んでいただければ幸いです。

5、黄砂が多い時期の傷つけない洗車方法


 
【黄砂と強風】屋外で洗車のプロがキズつけずに20分の爆速簡単洗車!
 

 

Step1:水をかけて、できるだけ黄砂を落とす(予洗いと呼びます)
Step2:シャンプー洗車
Step3:拭きあげ
Step4:黄砂の予防対策
 

動画ではこれら4つのステップを屋外で20分で行っています。朝の出社前に気になる黄砂を手早く洗車で落とすことができますので、ぜひご参考にしていただければと思います。動画の内容の解説もしていきますので、こちらのブログもぜひ読み進めてみてください。

Step1:しっかりと水をかけて、塗装面に付着している黄砂をできるだけ落とす

シャンプー洗車をする前に、クルマに付着している黄砂をできるだけ落とすために、まずはしっかりと水をかけます。これを「予洗い(よあらい)」と呼びます。
ご自宅の環境や洗車道具によっても方法が変わりますので、それぞれの場合について予洗いの方法をご紹介します。

Step1-1 ご自宅でホースリールを使って予洗いする場合
Step1-2 ご自宅で高圧洗浄機を使って予洗いする場合
Step1-3 コイン洗車場で高圧洗浄機を使って予洗いする場合
 

Step1-1 ご自宅でホースリールを使って予洗いする場合

たっぷりのシャワーの水量で、ボディに付着している黄砂を押し流すようにします。(動画を参照)

Step1-2 ご自宅で高圧洗浄機を使って予洗いする場合

高圧洗浄機は水道水の10倍以上の水圧で汚れを吹き飛ばしてくれます。圧力が強いので、水もたくさん使うイメージがありますが、実はシャワーよりも節水です。圧力が強いので、あまり近くから真っ直ぐに当てると、塗装が剥げてしまう恐れがあります。近くから当てる時は、少し斜めから当ててあげるのがポイントです。



高圧洗浄機の動かし方についてこちらの動画の35分25秒から詳しく説明していますので、ご参考にしていただければと思います。
プロがこの洗車方法を実際に10年続けた車です。衝撃的に美しいので、全てをノーカットでお見せします!
 

 
水を当てる方向もいろんな方向にかけるのではなく、上から下、手前から奥といったように、一定の方向に流していくのがポイントです。パネルの隙間など砂が溜まりやすいところを意識してしっかり流しましょう。

高圧洗浄機を使う際の音で、ご近所さんに気を使うというお悩みもよく聞きます。
私達が実際に聞いてみた限りでは、ケルヒャーの静音タイプは本体の音はかなり静かです。
ご近所さんとの関係性にもよると思いますが、高圧洗浄機で予洗いする時間は数分ですので、そんなに気にしなくても良いかもしれません。とはいえ、ボディに水の当たる音も出ますので、まだ皆さんが寝ている早朝の使用は控えた方が良いかもしれません。

Step1-3 コイン洗車場で高圧洗浄機を使って予洗いする場合

ご自宅で洗車できる環境がないという方は、コイン洗車場の高圧洗浄機を使用して予洗いするのも良いですね。
やり方はご自宅で高圧洗浄機を使う際と同じです。洗剤やワックスが出てくるコースは使わずに、水のみのコースを使ってください。3分や5分と時間が限られていますので、段取り良く流せるように、流す順序を工夫しましょう。ビューティフルカーズの動画が参考になると思います。
予洗いでしっかり黄砂を落としたら次のステップに進みます。

Step2:カーシャンプーとスポンジで洗う

シャンプー液を作る

バケツは洗車用の物ではなくても大丈夫です。ホームセンターで売っている普通のバケツの15リットルサイズが最適です。バケツにビューティフルカーズのオンラインショップで販売している弱酸性カーシャンプーを約30ml(2周半)入れて、シャワーで泡立てながら、シャンプー液と泡が7:3の比率になるように作ります。
カーシャンプーを使う目的は「摩擦を減らす」ことです。それによって、洗車傷を大幅に減らすことができます。
ただし、シャンプー液が乾いてしまうと、シミになってしまうというデメリットもあります。ビューティフルカーズの弱酸性カーシャンプーは、洗車中に乾いてしまってもシミになりにくいようにしていますが、原則としてシャンプーは乾かさないようにしてください。

ゴシゴシ擦らず優しく洗う

シャンプー洗車の際のスポンジの力加減は、力を入れず優しく洗うのがポイントです。
いくら良いシャンプーとスポンジで洗っても、ゴシゴシと力を入れて擦ってしまうと、塗装面に洗車傷をつけてしまいます。
この「優しく洗う」というのは人によって感覚が違うと思いますので、具体的に表すと「300グラム」です。ビューティフルカーズの洗車スポンジでは、300グラムの力で押さえるのが最適です。キッチンスケールなどを使って、300グラムの感覚を確かめておくと、実際の洗車の時に役立つと思います。

ビューティフルカーズの洗車スポンジは、塗装面に吸いつきますので、手で持つ必要がありません。手のひらで押さえるようにして塗装面に当てて、均等に力を入れて(面圧で)洗うことが洗車傷を少なくするコツです。素材も柔らかく手のひらにフィットするサイズなので力を入れなくても滑らかに洗うことができます。

スポンジの動かし方は一筆書きのイメージで動かします。塗装面に一度つけたら、そのままシャンプーとスポンジで砂を押し寄せていくように洗っていきます。

ビューティフルカーズの洗車スポンジには、特殊なクロスカット加工で切れ込みが入っています。この切れ込みが毛細管現象で水を吸い込み、その際に洗車傷の原因になる微細な砂や埃をスポンジの中の方に取り込んでくれるので、洗車傷をつけにくくなっています。

使い込んだ洗車スポンジを切って断面をみてみるとスポンジの内部が黒くなっているのがわかります。これは目に見えないような細かい砂などが毛細管現象でスポンジの内部に吸い込まれているからです。なので4ミクロンという小さな粒の黄砂には特にこの洗車スポンジは効果的だと考えています。

Step3:純水ですすいで、水滴を拭き上げる

シャンプー洗車の後は、「純水器」「高圧洗浄機」を使用して、すすいでいきます。

純水器は水シミの原因になる水道水の中のミネラル(マグネシウムやカルシウムなど)を除去して純水をつくるための洗車道具です。予洗いやシャンプー洗車で使った水道水は乾くと水シミになります。最後に純水ですすいであげることで、水分が乾きやすい屋外洗車で、拭き上げの途中で水分が乾いてしまっても水シミになりにくいのと、隅々に溜まった水がシミになることもなく、隅々まで丁寧に拭き上げしなくても良いので時短になります。複雑な形状のフロントグリルも、時間をかけて拭き上げなくても、綺麗に保てるようになります。

また、ミネラル分が無いので、スッキリとした仕上がりになります。

高圧洗浄機を使用してすすぐと時間も早く、節水にもなります。純水器のカートリッジの節約になりますので、すすぎの際も高圧洗浄機が使える状況であれば、ホースを繋ぎ変えるなどちょっとした工夫は必要ですが、使うようにすると良いでしょう。

隙間を意識して効率よく

すすぎの際は、隙間に泡が残りがちなので、隙間に沿って、隙間の端まで泡を押し出すように流し切ることを意識しながら流すと、効率よくすすぐことができます。

濡らしたマイクロファイバークロスで拭き上げる

拭き上げは洗車傷予防の観点から見ると、マイクロファイバークロスが最適です。乾拭きではなく、純水で濡らしてから絞ったマイクロファイバークロスを使用します。
なぜマイクロファイバークロスを濡らして使うのかというと理由は2つあります。

1つ目は、乾いた布は摩擦が大きいため傷をつけるリスクが高いからです。
乾いたタオルで体を拭くのと濡れたタオルで体を拭くのとでは摩擦の違いが大きいのがわかります。

2つ目はマイクロファイバークロスは乾いた状態で拭き上げをすると毛細管現象が起きず、水分を吸わないことがあるからです。一度濡らして、絞ってから拭くと最初からクロスに水分があるので毛細管現象で安定して吸い込んでくれます。さらに、乾いたクロスで拭いていても途中で水分が多くなってきたら結局絞って使います。それであれば最初から濡らしてしぼってから拭き上げることで最初から最後まで同じ状態で安定して拭き上げることができます。

洗車後の拭き上げには「プラスセーヌ」のような合成セームも便利です。マイクロファイバークロスが普及する前は、合成セームが最良の選択でしたが、表面が平滑で、砂粒が塗装面に残っていると、逃げ場がないため砂をそのまま引っ張ってしまい傷つけてしまいます。

マイクロファイバークロスであれば、洗車した後にもし砂が少し残っていたとしても、マイクロファイバークロスの毛の中に砂を巻き取ることができるので傷つけるのを防ぐことができます。
「マイクロファイバークロスの毛の中に砂を巻き取ることができるなら、シャンプー洗車の時に使っても良いのでは?」と思う方もいらっしゃるかもしれません。シャンプー洗車の時と、拭き上げの時では塗装面についている砂の量が全然違いますので、シャンプー洗車の時にマイクロファイバークロス素材のもので洗うことはビューティフルカーズではおすすめしていません。

後述しますが、現在では拭き上げの際にコーティング剤を同時に施工するようになりました。コーティングを施工するには、マイクロファイバークロスが必要ですので、その意味でも、マクロファイバークロスを使用するのが良いでしょう。

マイクロファイバークロスは柔らかくて傷つきにくいものですが、縁の部分は少し硬くなっています。洗車している時にたまたま縁が当たってしまうと傷の原因になってしまいますので、縁が除去されているマイクロファイバークロスを使用するのがおすすめです。ビューティフルカーズのオンラインショップで販売している「縁無しマイクロファイバークロス」は、クロスの縁を除去する加工をしているので塗装面に傷つけるのを防ぎます。

この縁をカットする方法は3種類あります。

1つ目は、シンプルに縁をカットする方法。
カットした部分からほつれてくるという欠点があります。
 
2つ目は、熱でカットする方法。
こちらは熱で溶かしてカットしているので、ほつれてきませんが、縁はなくても切り口が硬いという欠点があります。
 
3つ目は、超音波でカットする方法。
こちらは、ほつれも少なく、切り口も硬くないのでビューティフルカーズの縁無しマイクロファイバークロスは超音波カットを採用しています。
 

他にもクロスは厚さやパイルの大きさなど選ぶ上でポイントがあります。私達も様々なマイクロファイバークロスを取り寄せてテストしていますが、ちょうど良いものはなかなかありません。実際にプロである私達が使って一番良いものをビューティフルカーズは販売しています。

Step4:黄砂の予防対策

黄砂をつきにくくするためには、洗車をした後にコーティングするのが効果的です。
最近ではシュッとスプレーしたら、拭き上げと同時にコーティングできる簡易コーティング剤もたくさん販売されていますので、便利で効果も高いのですが、塗るのは気軽でも、完全に落とすことは難しいですので、良いものを見極めて使うことが大切です。

ビューティフルカーズで販売しているコーティング剤「イージーグロスコートナノ」はナノレベルに微細化されたガラスコーティング成分と、同じくナノレベルに微細化されたダイヤモンドを配合しており、油分を含まないコーティング剤です。コーティング成分がナノサイズのため、塗装面の汚れに侵入し、除去しながら皮膜を形成するので、洗車で落ちなかった、軽度のシミや汚れは取り除かれます。

ナノダイヤは、インフルエンザウイルス(0.1ミクロン=1万分の1mm)よりも小さなダイヤモンドで、汚れの掻き取り効果と、施工後の光学的効果もあります。撥水状態は、汚れが目立ちにくいように、あまりプリプリに撥水することはなく、塗装本来の自然な水引きになるように調整しています。さらに静電気防止効果もあります。これらによって、施工後は、くっきりとした光沢に仕上ると共に、汚れがつきにくく、ついても目立ちにくい状態となり、黄砂が多い時期でも洗車で簡単に落とせるようになります。

黄砂がついても固着させないためのコーティング

コーティング施工の一例として、イージーグロスコートナノの施工方法についてご説明します。

1、純水で洗車の泡をすすいだ後、水を拭き上げると同時にコーティングを施工します。

2、マイクロファイバークロスを純水で濡らして絞ります。

3、水分が多く残りすぎていると、コーティングが薄くなってしまうので、上面に水が多く残っている場合、マイクロ ファイバークロスで水を間引くように、適量に減らします。

4、イージーグロスコートナノのボトルをよく振り液をよく混ぜます。

5、マイクロファイバークロスにコーティング剤を吹きつけます。均等に吹きかかるように、20cmくらい離した場所から、最初は2プッシュします。その後は1プッシュで大丈夫です。ついついつけすぎてしまいがちですが、一度につけすぎるよりも、足りないくらいで、2~3週間おきに使う方が、良い状態のコーティングが保てます。

6、コーティング剤を吹きつけたクロスで、水滴を拭きます。100cm×50cmくらいの範囲が目安です。

7、ムラを防止するために、拭き取った水滴を絞り、もう一度同じクロスで、水滴を拭き取った箇所を優しく撫でるように拭きます。往復させる時に、鋭角的に動かすと、折り返しの部分にコーティング剤が溜まりムラになることがあるので、折り返しの際は、ヘアピンカーブのように、円状に動かしましょう。

8、コーティング剤を1プッシュして、5~7を繰り返します。

コーティングがムラにならないポイント

1、一度拭いたら絞って、同じクロスで拭く。
2、コーティング剤をつけすぎない。

6、手洗い洗車に必要な7つの洗車道具


 
今回の動画の中で使用した洗車用品がこちらです。
 

1、純水器
2、高圧洗浄機
3、バケツ
4、カーシャンプー
5、洗車スポンジ
6、簡易コーティング剤
7、マイクロファイバークロス
 

 
この中からビューティフルカーズのオンラインショップで取り扱っている洗車用品についてご紹介します。

洗車用純水器
クルマに付く水シミの多くが洗車時の水道水に含まれるミネラル分によるものだとわかり、それを解消するために開発された製品です。純水器は、水道水から水シミの原因となるミネラル分を取り除き、純水を作ります。純水は乾いてもシミを残しません。
そのため、洗車後に焦って拭き上げる必要がなくなり、「洗いたいときに」「今までよりもっと自由に」洗車ができるようになります。

全く拭かない場合は、残った水滴に大気中の埃がつき、シミのように見える汚れになる時もありますが、水シミではないので、洗えば落ちる汚れです。このことをご理解されていれば、時間が無い時は、高圧洗浄機を使って、純水で汚れを吹き飛ばすだけとか、虫汚れなど、汚れた部分だけを洗い、周りに飛び散った純水はそのままにする。などといった洗車も行えるようになります。

洗車がとても楽に自由になる純水器は、今までの手洗い洗車の困りごとの多くを解決してくれます。

洗車用純水器ピュアニッシュPro
 
ビューティフルカーズのオンラインショップで販売している洗車用純水器「ピュアニッシュPro」は、国内トップシェアの散水メーカーグリーンライフ社が製造し、ビューティフルカーズが監修していますので、家庭用品として十分な品質と、プロの方でも安心して使える性能を持った製品となっています。
 
ビューティフルカーズが監修した洗車用純水器「ピュアニッシュPro」はこちら

カーシャンプー
カーシャンプーを使用する目的は、汚れを落とすことよりも、スポンジとボディ間の摩擦を軽減し洗車傷を防止することです。

弱酸性カーシャンプー
 
ビューティフルカーズの弱酸性カーシャンプーはきめ細い泡が、洗車終了時までバケツの中に保たれることと、すすぎの際に、泡切れ良く、塗装面に余分な成分が残らないことを両立させています。絹のような泡が傷を防ぎ、隙間や塗装面に残留し悪影響を与えないのが特徴です。
 
ビューティフルカーズの弱酸性カーシャンプーはこちら

洗車スポンジ
ボディの表面についた砂や埃を落とすために使用するので、塗装面を傷つける原因になる硬い砂粒などが、ボディに押しつけられないように、力を吸収する柔らかい素材を選ぶこと、砂を塗装面とスポンジの間に留めないように、内部に閉じ込める空間、さらに滑らかに洗うために、シャンプー液を十分に含む保水性が良いものを選ぶことがポイントです。

洗車スポンジ
 
ビューティフルカーズの洗車スポンジは、特殊なクロスカット加工がボディに付着している砂や埃を取り込み、洗車傷をつけるのを防ぎます。手のひらサイズで大きく、厚みは薄いため、手にフィットしつつ、細部までスムーズに洗車することができます。
 
ビューティフルカーズの洗車スポンジはこちら

コーティング剤
ボディ表面を汚れにくくする防汚効果と、艶や光沢を加えて美観を高める効果があります。コーティング剤を塗ることで汚れが固着しにくくなるので、洗車が楽になります。必要以上に撥水をさせたり、酸化したり被膜に汚れを取り込んでしまうような油分などで艶を出すコーティング剤は、施工した時は気持ちが良いものですが、長い目で見ると、塗装の美観を損ねてしまうので、ビューティフルカーズではおすすめしていません。

イージーグロスコートナノ
 
イージーグロスコートナノは、ナノ化されたコーティング成分と、ダイヤモンドを配合しており、コーティング成分が塗装面の汚れに侵入し、除去しながらコーティングすることができます。汚れにくさを追求した超微撥水状態となり、使えば使うほど、塗装面を整えていく、他に類を見ないコーティング剤です。
 
ビューティフルカーズのイージーグロスコートナノはこちら

マイクロファイバークロス
洗車後の水分の拭き上げに使用するので柔らかく厚みがあり、塗装面への傷つきを最小限に抑えるものを選ぶことがポイントです。

縁無しマイクロファイバークロス
 
ビューティフルカーズの縁無しマイクロファイバークロスは、縁を除去する加工が施されており、傷つきを防ぎます。クロスには毛足の長い面と短い面があり、毛足の長い方は乾拭きに、短い方は水分の拭き上げに適しています。
 
ビューティフルカーズの縁無しマイクロファイバークロスはこちら

7、まとめ


 

黄砂は特別なものではなく、小さな粒の砂なので、洗車することで落とすことができます。ビューティフルカーズは店舗で実際の施工も行っていますので、お客様から黄砂でシミになってしまったというご相談を受けることがありますが、それは花粉によるシミであることがほとんどです。黄砂は特別な汚れとは考えずに、汚れが気になったら洗車してあげれば大丈夫です。黄砂は小さいですが、硬い岩石の粒ですので、デリケートな塗装面に傷をつけないように優しく洗うことを意識してください。洗車後は拭き上げと一緒にコーティングをしてあげることで、次の洗車がより楽になります。

この記事を最後までお読みいただき有難うございます。
皆様が「美しいクルマと共に暮らす。」感動ある日々をお送りいただけるきっかけになれば幸いです。

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