ポルシェ 911ターボ スタンダード研磨+グロスアーマー

ポルシェ 911ターボ、スタンダード研磨+グロスアーマーのご用命でご入庫いただきました。

サーキットも走行も楽しまれるオーナー様。性能を発揮して楽しまれているのですが、細かい洗車傷が気になってきたとのことです。

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まずは下地処理洗車から行います。エンブレム周りなど、普段の洗車ではなかなか綺麗にできない細かな部分まで、数種類の洗剤を使用し洗浄いたしました。細部の仕上がり全体の印象を大きく変えます。

ルーフ 水ジミ除去中。洗剤が反応して白くなっております。この後マイクロファイバーで優しく撫でる事により、擦らずに綺麗に除去できます。

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フロントバンパー エアダクト付近。

洗浄前。

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洗浄後

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ボンネット開口部。

洗浄中。

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洗浄後。

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ボンネットを閉じると見えない部分ではありますが、グロスアーマーの異次元の美しさを感じていただく為には、とても大切な作業となります。

次は研磨作業を行います。平面が殆ど無い、とてもグラマラスなボディーを、じっくりと研磨いたします。スタンダード研磨は、軽研磨よりも深く研磨する。というよりは、細部まで細かく研磨する事に時間を使います。そして、研磨後は、より塗装面が平滑になるように、少なければ2工程で終わっても十分美しいところを、4工程の研磨を行っております。施工している私も仕上がりを楽しみにしながら、研磨作業を進めて参ります!

ドア研磨前。(フロントフェンダーは研磨後です)

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研磨後。

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エアインテークなど細かい部分は、いつものミニポリッシャーより、さらに小さなミニミニポリッシャーで研磨いたします。

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ポルシェの塗装肌は、とても平滑で美しく、研磨後の仕上がりは、格別のものとなりました。

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ここもミニミニポリッシャーで研磨。

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テールレンズ。

研磨前。

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研磨後。

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研磨完了後、純水でコンパウンドの粉を洗い流します。

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研磨が完了したボディーに、新たなシミや傷を付けないよう、最善のアイテムと、細心の注意を払って作業して参ります。純水で洗浄するのも、水ジミの付着をさせない為です。いくら水を切っても、かならず隙間にはわずかな水が残ります。水道水での洗車では、それらが乾燥する際に、水ジミとなってしまいます。

弱酸性のシャンプーと新品のマイクロファイバークロスを使用して、細部まで丁寧にコンパウンドを落としていきます。

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その後、純水で念入りに濯ぎ、十分に水切りをした後、3工程のグロスアーマーを施工いたします。その際のクロスも全て新品を使用しております。新品と言いましても、そのまま使うのではなく、一度洗濯をし、異物が無い事を確認した物を使用いたしております。

洗車傷や表面の酸化物を研磨で除去後、グロスアーマーを施工した塗装面は、明らかに色の深みを増し、クッキリと仕上がっております。

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お車をご覧になったオーナー様、「生まれ変わりましたね」と喜んでくださいました。洗車傷が気になるとの事で、スタンダード研磨で施工させていただきましたが、ご満足いただけた様で、私共も嬉しい限りでございます。純水で洗車できる環境のオーナー様です。これからは、本日お伝えいたしました洗車方法で、末長く洗車傷の少ない、美しい愛車を楽しんでいただければ幸いでございます。

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この度は、数ある施工店の中から当店をお選びいただき、誠にありがとうございました!

2015年05月21日
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