【秋田・本店】アウディ Q7 スタンダード研磨+コーティング(グロスアーマー)+フロントガラス撥水コーティング

本店です。アウディ Q7 スタンダード研磨+コーティング(グロスアーマー)+フロントガラス撥水コーティングのご用命でご入庫いただきました。

当店のお客様からのご紹介でご入庫くださいました。今まではご自身で手洗い洗車をして、時にはガソリンスタンドの洗車機もご利用になっていたそうですが、新車から3年が経ち「洗車キズが多く気になってきたのでキレイにしてほしい」とのことでした。お客様と一緒におクルマの状態を確認させていただいた結果、「スタンダード研磨」でしっかりと洗車キズを除去し、当店のハイエンドコーティングである「グロスアーマー」で美しく仕上げさせていただくこととなりました。また、フロントガラス撥水コーティングもご用命いただきました。塗装面同様、ガラスに付着したウロコ汚れとも呼ばれるガラスの水ジミをしっかりと除去して美しく仕上げた後に、フッ素系のプロ用の撥水コーティング剤を施工します。ガラスは性質上、塗装面以上に水ジミが付きやすいのですが、コーティングをすることにより、水ジミが付きにくくなります。もちろん、撥水効果により雨天時の視界も良くなりますので、非常にお勧めですし、人気のあるメニューです。

ご紹介してくださったお客様、そしてご入庫くださったオーナー様のご期待にお応えできますよう、心を込めてしっかりと施工させていただきます。

最初に通常のシャンプー洗車で塗装面にキズを付ける原因となる砂や泥の汚れを落とします。その後、落ちずに残った汚れを、汚れに合った数種類の洗剤を使い、汚れを溶かしながら可能な限り除去してまいります。研磨をするのだから、汚れも一緒に磨き落とせば良いと考える方もいらっしゃいますが、表面に磨き跡を残さず緻密に磨き上げるには、汚れが無いすっぴんの塗装面にしておく必要があります。

下の写真はボンネットですが、水ジミが多く付着していました。水ジミは、主に水道水が乾いた際に、水道水に含まれる、カルシウムやマグネシウムといったミネラル分が塗装面に残って固着してしまった汚れです。このミネラル分が目の粗い研磨粒子の役割をしてしまい、塗装面に余計な磨き目を残してしまうことがありますので、予めしっかりと除去しておくことが大切なのです。

ウォータースポットリムーバーで、ミネラル分を溶かして除去してまいります。洗剤が反応して汚れが白く浮き上がっているのが写真でもわかります。

汚れが除去されると、下の写真のように白く反応しなくなります。

このように塗装面全てを洗浄した後、次に細部洗浄をしてまいります。下のエンブレムの「Q」の文字の周りに、白いスケール汚れが蓄積しているのがお分かりでしょうか?柔らかい筆とウォータースポットリムーバーを使い、塗装面にキズを付けないように注意しながら、細かな部分まで洗浄してまいります。

洗浄前。

このように細部がキレイになると、おクルマ全体がグッと引き締まって見えるようになります。「神は細部に宿る」本来は建築用語のようですが、私たちが施工する際に、いつも意識している言葉です。

洗浄後。

こちらはボンネットを開けた時に見えるヘッドライトの上部です。ここも水ジミが目立つ部分です。ボンネットを閉めると見えない所ではありますが、しっかりとキレイにしてまいります。

洗浄前。

洗浄後。

丸1日以上をかけ、塗装面、細部と徹底的な洗浄が終わった後、いよいよ研磨作業をしてまいります。研磨作業は数日間続く作業で、特にスタンダード研磨の場合、芸術作品や工芸品を仕上げるように、細部までコツコツと丁寧に磨いてまいります。研磨方法は研磨に使うポリッシャーと呼ばれる機械を作っているメーカーの方さえもが信じられないという、塗装を無駄に削らず、かつ研磨跡を残さず完璧に磨き上げる、世界最高レベルの技術を用いて磨いてまいります。

下の写真で、スポットライトにより、洗車キズが照らし出されているのがお分かりでしょうか。

研磨前。

このように一切の磨き跡を残さず磨き上げていきます。一般的にはプロであっても不可能と思われていることなのですが、当店ではこれがスタンダードなのです。

研磨後。

右フロントドア。

研磨前。

こちらも美しく仕上がりました。

研磨後。

こちらは左リヤドア。

研磨前。

複雑な形状も丁寧に磨き上げていきます。

研磨後。

通常の洗車方法や洗車機を使いますと、このような洗車キズが付いてしまいますが、当店がお伝えしている洗車方法ですと、洗車キズを非常に少なく保つことができます。また付いたとしても、非常に浅いもので、スタンダード研磨より時間がかからず、したがって費用も安価な軽研磨でもキレイにできる状態を保つことができます。アウディーは塗装が硬くしっかりしていますので、キズの目立ちやすい黒であっても、非常に良い状態を保つことができると思います。YouTubeでも動画でご紹介しておりますので、ぜひご覧くださいませ。→プロが教える!ボディにキズをつけない洗車の仕方

次はドアのピラー部です。ここは素材自体の色を活かして、非常に美しいピアノブラック仕上げとなっておりますが、美しい反面非常にデリケートで、とてもキズ付きやすく、またキズが目立ちやすい場所となっています。美しく磨き上げるのが非常に難しい場所なのですが、しっかりと磨いてまいります。

研磨前。

美しく復元できました。

研磨後。

テールランプもキズが目立ちやすい部分です。透明な素材も磨くことができます。

研磨前。

テールランプがキレイになると、グッと新車感が出てきます。

研磨後。

3日間以上に渡り、丁寧に研磨した後、コンパウンドを純水で洗い流し、いよいよコーティングをしてまいります。美しく磨き上げた塗装面に、グロスアーマー=艶の鎧という名前のとおり、塗装面にまるで蜜をかけたかのような美しい艶を与え、さらに塗装面を汚れや劣化に強い状態にいたします。

グロスアーマーは3行程のコーティングで、3行程それぞれが関わり合い、全体として一つの美しく強い皮膜を作り上げていく、非常によく考えられたコーティングです。

全ての作業が完了し美しく仕上がりました。

パールの粒子が引き立ち、ハイライト部紫の発色が美しいです。

色味の違うドアミラー部も美しく仕上がりました。

コーティング後、車検整備をされるとのことで、ディーラーのご担当者が引き取りに来られましたが、「触れないほどに綺麗だ」と驚かれておりました。大変高価なおクルマを扱われているのですから、美しさを損ねない取り扱い方をぜひ覚えていただきたいと思います。

その後、オーナー様にご来店いただき、洗車方法をご説明させていただきました。その際にオーナー様は、「キレイになりすぎてちょっとした汚れも気になってしまう」と仰っておられました。新車から3年が経ち、最初の美しさを取り戻したいというオーナー様でしたが、新車以上に美しく仕上がりました。このように、数年経過したおクルマのリフレッシュで当店をご利用いただくのは、非常に効果的だと思います。

今後は、お伝えした方法で洗車していただきますと、洗車キズや水ジミをほとんどつけることなく、美しく保つことができます。あまり身構えずに、できるだけ楽な洗車でお気軽に、「美しいクルマと共に暮らす。」素敵な毎日をお送りいただければ幸いでございます。普段の洗車で落ちない汚れが目立ってきましたら、無理をせずにお気軽にご相談くださいませ。クレンジング洗車などのサポートメニューで、責任を持ってアフターフォローさせていただきます。

この度は数ある施工店の中から当店をお選びいただき、誠にありがとうございました!

2019年11月29日
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