ホンダ S660 軽研磨+コーティング(グロスアーマー)+全面ガラス撥水コーティング+ホイールコーティング+幌コーティング

ホンダ S660 軽研磨+コーティング(グロスアーマー)+全面ガラス撥水コーティング+ホイールコーティング+幌コーティング のご用命でご入庫頂きました。

22歳の若手社員が開発責任者に抜擢され、「日本の一般道を、とにかく気持ち良く走る」というコンセプトで開発されたそうです。

新車納車後そのままご入庫いただきました。

DSC_0543

徹底的な洗浄から初めて参ります。

樹脂パーツに付着した水ジミです。これは洗車の際に水道水が乾燥して付くものです。新車も納車までの間に何度か洗車されておりますので、水ジミがついてしまいます。このような無塗装の部分は、コンパウンドで磨くということはできませんので、最適な洗剤で汚れを溶かし、素材を痛めないように、柔らかいマイクロファイバーで優しく除去いたします。

洗浄前。

DSC_0548

スッキリ綺麗になりました(^^)

洗浄後。

DSC_0550

この辺も同様にしっかりと綺麗にしてきます。

DSC_0557

塗装面や、パネルの隙間なども、念入りに洗浄いたしました。

続いて窓ガラスの撥水コーティングを施工いたします。

ボディと同様ガラスも、コーティング前の下地処理が大切です。下地処理前のガラスは、付着した汚れなどで、中途半端に水を弾いております。

DSC_0564

左半分が下地処理後です。汚れを完全に除去したガラスは水を全く弾かない状態となります。

DSC_0568

全体を処理後、ガラスに撥水コーティングを施工いたしました。

次はホイールコーティングを施工いたします。スプレーガンで細部までしっかり施工いたします。

DSC_0572

いよいよ研磨作業です。

DSC_0587

ボンネット先端に傷。開け閉めの際に付いた傷でしょうか。

研磨前。

DSC_0595

研磨後。

DSC_0600

新車の塗装は、工場でロボットが吹き付けた後、乾燥しただけなので、少し曇りが見られます。それを研磨で取り除いていきます。新車の塗装を無駄に削らないよう、最小限の研磨量に抑えます。膜厚計で計測しても、計測できない程の研磨量です。

研磨前。

DSC_0593

研磨後。

曇りがなくなり、照明の映り込みがくっきりしたのがお分かりいただけますでしょうか。 白なので写真ではわかりにくいのですが、実際にははっきりと違いが分かります。

DSC_0602

左右のドアには修正研磨の跡が残っていました。新車であっても工場やディーラーなどで研磨されることがあります。通常の研磨方法ですと、このようにオーロラ傷などと呼ばれる、研磨粒子の跡が残ります。これは蛍光灯の下などでは殆ど見えないのですが、西日で照らされた際などに、はっきりと見えてしまいます。当店は、厳選した照明と、外の光を遮断できる環境で、しっかりと確認しながら作業いたします。もちろんオーロラ傷などは一切残さずに研磨いたします。

運転席ドア。

研磨前。

DSC_0603

研磨後。

DSC_0604

助手席ドア。

研磨前。

DSC_0612

研磨後。

DSC_0614

このような小さな傷もしっかりとチェックいたします。

研磨前。

DSC_0608

研磨後。

DSC_0610

研磨完了後、コンパウンドの粉を純水で洗浄し、コーティングを行います。

S660やロードスターなどのお客様が多くなって参りましたので、オーナー様にご協力いただき、試験的に幌のコーティングも行いました。今後経過を観察して参ります。

コーティング前の撥水状態です。

DSC_0648

コーティング後。水を綺麗に弾いています。

DSC_0679

スプレーガンと手塗りを使い分け、細部までしっかりコーティングいたします。

DSC_0651

グロスアーマーは、樹脂パーツにもコーティング可能です。

DSC_0653

3工程のグロスアーマーを施工し、全ての作業が完了いたしました。

DSC_0685

DSC_0686

DSC_0687

研磨により引き出した塗装本来の艶に、3工程のグロスアーマーでさらに艶が加わり、とても美しく仕上がりました。

DSC_0689

DSC_0694

発色の良いグロスアーマーにより、パールが引き立ち、プレスラインも際立ちます。

DSC_0698

樹脂パーツも自然な艶で美しく仕上がりました。

DSC_0700

軽自動車とは思えない立体感で、とてもかっこいいです。

DSC_0705

DSC_0709

ご覧のように、新車であっても汚れや傷、修正研磨の痕跡などが見られます。当店の新車コーティングは、研磨の有無やコーティングの種類など、お客様のご要望に沿った形で行います。ハイエンドコーティングであるグロスアーマーは、下地の美しさをさらに引き立てるものですので、基本的に研磨作業を行った上での施工をお勧めしております。その分、施工金額は高くなりますが、最高の美しさを引き出したお車は、「大量生産の工業製品」ではなく、「工芸品」あるいは「作品」のような美しさとなります。

DSC_0713

お車をご覧になったオーナー様、「すごいなー!」と、とても嬉しそうになさっていました。施工中にも何度かご来店されていましたが、「施工前との違いがはっきりとわかる」とおっしゃってくださいました。以前、奥様のお車に研磨無しのビューティフルコートを施工していただき、その時も仕上がりにはご満足いただいておりました。今回はさらに美しい仕上がりをご希望されておりましたが、ご期待に沿うことができ、施工した私共もほっといたしました。

新車以上の美しさとなった愛車を、今後は正しい洗車で長く、美しくお楽しみいただければ幸いでございます。当店も全力でサポートさせていただきますので、通常の洗車で落ちない汚れなどがありましたら、無理をせず、お気軽にご相談くださいませ。

DSC_0716

この度は、数ある施工店の中からお選びいただき、誠にありがとうございました!ぜひ、いつまでも美しい愛車との暮らしをお楽しみくださいませ。

2016年06月09日