【最終回】ハイエース研磨

ビューティフルカーズをご愛顧いただき、ありがとうございます。オンラインショップ店長の武田です。
今回でハイエース研磨最終回となります。2004年式、傷だらけだった中古のハイエースをビューティフルカーズの研磨で美しくしていく「ハイエース研磨」も、前回までで左側面をほとんど磨くことができました。

最終回となる今回は残すところあと少しの部分を研磨していきます。今回は下のイラスト矢印部分を研磨していきます。

傷を狙って消せるように、今まで学んできたことの総決算で挑みます。


1、研磨の前の下準備、シャンプー&クレンジング洗車

今回研磨するバックドアのリヤガラス横(写真中心あたり、ライトの光が当たっている部分)は、前回まで研磨してきた左側面より色味がくすんで見えます。汚れもありますが、細かい傷がたくさんついていますのでこちらを研磨して美しくしていきます。

研磨の前に洗車をして汚れを洗い流します。

1、コロイド洗浄剤洗車スポンジSサイズで、タイヤホイール洗浄。
2、弱酸性カーシャンプー洗車スポンジでシャンプー洗車。
3、ウォータースポットリムーバータールピッチリムーバーでクレンジング洗車。

洗車後はしっかり水気を取ります。
リヤガラスの淵に水が溜まりやすいので、ブロアーでしっかり風を当てて、水気を飛ばします。


2、ライトを当てて、傷をチェック

ライトを当てて、より近くで傷を確認していきます。

写真の左側が前回までに研磨を終えた部分、右側が今回研磨していく部分です。
細かな傷が入っていることや色味がぼやけているのがわかります。

フロントドアとフロントガラスの間のフロントコーナーパネルも磨いていきます。
左側が今回磨く部分で傷や汚れが目立っています。


3、オービットサイズ15mmのポリッシャーで傷を磨く

前回までの課題点として、細いパーツの研磨を小さなポリッシャーに頼りすぎているところがあったので、オービットサイズ15mmのポリッシャーで、角度と動きを意識して傷を狙って消していくことに挑戦しました。
リヤガラス横のパーツは比較的面積も大きかったのと、凹凸もほとんどない箇所でしたので研磨しやすかったです。

↑BEFORE

↑AFTER

細かな傷もなくなり、色味もはっきりして、映り込みも綺麗になりました。

↑AFTER

バックドア側から研磨をした左側面を写してみました。映り込みが綺麗でボディと周囲との境目がわからないほどになりました。また村上社長は研磨をする際に、特に縁や端、カーブなどの細部を綺麗に磨くことを意識されていました。カーブが綺麗になると写真のように光が当たった時に輪郭がくっきりしてより美しく見えると感じました。

今度は反対のフロント側を磨いていきます。こちらは磨く面積が小さめですが、角度を意識して、傷を目視しながらゆっくり動かして磨いていきます。

↑BEFORE

↑AFTER

ライトをしっかり当てても傷がないように綺麗に磨くことができました。

左前方の側面も、周囲が綺麗に映り込むくらい磨くことができました。


4、ビューティフルカーズの洗車と研磨を学んで

ビューティフルカーズはお客様に「美しいクルマと共に暮らす。」感動をお届けします。
美しいクルマとは傷や汚れがなく、余計なものをつけていない塗装本来の美しい状態です。
村上社長は緻密に磨き上げられた塗装面の美しさは「アート」のようだと言います。
私は今回のハイエース研磨を通して、ビューティフルカーズの真髄であるクルマから傷を消す世界トップレベルの研磨技術と、磨くことで塗装面を美しく仕上げる芸術性に触れました。
メルマガを始めた頃のハイエースは傷や汚れがあり、美しさとは程遠いものでした。
磨き上げることで、傷がなくなりハイエース本来の色味や美しさが見えてきて本当に感動しました。

そしてこの傷がない美しい状態をいつまでも保つための正しい洗車方法。ビューティフルカーズの洗車には理論に基づいた方法と答えがあると気がつきました。Youtubeを見てくださっている皆様、ビューティフルカーズの洗車用品で洗車をされている皆様も理解していただいていると思いますが、私も改めて自分のクルマでビューティフルカーズの洗車方法を実践してみて、洗車を今までしてこなかった私でも簡単に綺麗にすることができる洗練された洗車用品と洗車方法に、洗車の答えがここにあると感じました。

洗車スポンジ、弱酸性カーシャンプー、コロイド洗浄剤などの汚れ落とし、イージーグロスコートナノなどのコーティング剤、拭きあげを不要にする洗車用純水器など、どの用品にも村上社長のこだわりと洗車理論が詰まっています。

今後は村上社長のもつ洗車理論をまとめるブログ記事を書いて皆さんが困った時にみて参考になるような情報発信をしていこうと考えています。
引き続きブログもご覧いただければと思います。

2024年03月16日