【ハイエース研磨】細部の研磨に必要なこと


ビューティフルカーズをご愛顧いただき、ありがとうございます。

オンラインショップ店長の武田です。

ブログを書き始めた頃は洗車に詳しくなかった私でもビューティフルカーズの正しい洗車方法を身につけ、綺麗にできるようになりました。
もともと綺麗なクルマだけでなく汚いクルマも洗車してほしいというお客様からのお声があって、私のお米の販売に使っているハイエースを洗車しましたが、綺麗になりました。
なのでタイトルも変更して、心機一転、皆様に情報をお届けできればと思います!
引き続きよろしくお願いいたします。

今回は前回からスタートした研磨のお話の続きです。
前回はサイドの大きいパーツをメインに磨きましたが、今回はドアレールなどの細かい部分の研磨を行いました。
下のイラスト矢印部分です。

前回の写真を見ても磨き残しが見えます。

まずはここを仕上げていきます。


1、研磨の前の下準備、シャンプー&クレンジング洗車

前回の研磨の際にクレンジング洗車まで行っていますが、1週間たっていますので改めてしっかり洗車をしてから研磨に取り掛かります。

1、コロイド洗浄剤洗車スポンジSサイズで、タイヤホイール洗浄。
2、弱酸性カーシャンプー洗車スポンジでシャンプー洗車。
3、ウォータースポットリムーバータールピッチリムーバーでクレンジング洗車。


2、細部の研磨はポリッシャーの角度が重要

前回の研磨では、ポリッシャーの動かし方や力加減について学びました。
細かな傷や大きい傷を消す方法について理解できましたが、今回はポリッシャーを当てられる面積が少ないため、前回のようにはうまくいきませんでした。

写真はアップで撮影しているので、磨く面積がわかりにくいですが、メール冒頭にあるハイエースのイラストを見ていただけると面積の狭さがわかりやすいかなと思います。

レール部分は塗装面に対して垂直に当てるだけでは傷を消すことが難しいです。
また、レール上部とレール下部では角度が違うためにポリッシャーの角度も合わせて動かす必要がありました。

角度・力加減・動かし方の3点に気をつけて、最適なものを見つけ出すのにかなり時間がかかりました。磨く部分の面積は小さいのに集中力と技術力の必要な箇所でした。

大きい傷など完全に傷を消し切るのは今回はできませんでしたが、研磨した結果の写真はこちらです。

比較しやすいように写真を並べています。綺麗になりました!


3、続いてルーフと窓の間の細い部分の研磨

こちらは細いだけでなく、上の縁が出っ張っているのでポリッシャーを端までなかなか当てることができずかなり苦戦しました。

縁や隅などの細かい部分まで綺麗にすることがビューティフルカーズの研磨技術の大切なポイントなので、諦めずに何度も挑戦しました。

こちらも完璧に傷を消せたといえませんが、下が研磨した結果の写真です。

今回はポリッシャーを当てる際の角度の重要さを学びました。パーツごとに磨き方が変わるので次回も実践してポイントをお伝えできればと思います。

細部を綺麗にすると、全体の印象が変わります。
私達の仕事は、正式には、洗車屋ではなく、カーディテイリングこれは和製英語で、本来はオートディテイリングと言います)と呼ばれますが、ディテイリングとは、建築や芸術作品の細部の装飾のことで、まさに言葉のとおりであることを実感しました。

2024年02月24日