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オンラインショップ店長の私がビューティフルカーズの正しい洗車方法を学び、クルマを美しくしていく日々の奮闘をお届けする「汚車0(オシャレ)日記」。前回は、ハイエースを美車にしていくには内装も綺麗にしていくこと、ということでフロアマットの洗浄をしてみました。今回はクルマを美しくするビューティフルカーズの究極の技術、研磨を学びながら実践していきます。2004年式の中古のハイエース、汚れを落とすとそこには細かな傷がたくさんついていました。この傷をビューティフルカーズの研磨で美しくしていきます!!それでは是非最後までお付き合いお願いします。
1、2004年式のハイエース、まずは基本の洗車からスタート
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いつもと雰囲気が違うのお分かりいただけますでしょうか?
本日は研磨を行うということで、いつもの洗車ブースではなく研磨ブースからお届けします!
使い慣れた洗車ブースと違い、独特の緊張感があります。
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最近の秋田は気温も上がってきて、雪が溶けて、泥と混じってこのような汚れがついてきます。
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2、タイヤホイール洗浄、予洗い、シャンプー洗車
今回は研磨の時間を確保するためにも、集中して洗車するためにあまり写真を撮れていませんが、 いつものようにタイヤホイール洗浄をコロイド洗浄剤と洗車スポンジSサイズを使用して行いました。
高圧洗浄機で下回りまでしっかり洗い流して、弱酸性カーシャンプーと洗車スポンジで洗っていきます。スピード感を持って洗車すると汗もかいてすごい運動量です。
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今回はナンバープレートもウォータースポットリムーバーで綺麗にしました。
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↑BEFORE
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↑AFTER
しっかり濯いで基本の洗車は終了です。今日はここからさらにクレンジング洗車を行っていきます。
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3、クレンジング洗車
クレンジング洗車とは、通常の洗車で落ちない水シミや鉄粉、虫汚れやタールピッチなどを数種類の洗剤を使ってしっかりと落とす特別な洗車です。
今回はこの後に研磨をしていくので、しっかり塗装面の汚れを落としていきます。
今回使用するのはビューティフルカーズのオンラインショップで販売している、ウォータースポットリムーバーとタールピッチリムーバー、マイクロファイバークロスSサイズを使用していきます。
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▼ウォータースポットリムーバー
フッ化水素を含まない、安全で強力な酸性洗剤です。ミネラルや酸化鉄を溶解するので、ボディーのミネラル分によるウォータースポットや錆びた鉄粉を落とします。
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▼タールピッチリムーバー
アスファルトを跳ね上げてつくタールピッチを取り除く頑固な油性の汚れを強力に溶解して除去します。
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▼マイクロファイバークロスSサイズ
小さく使い勝手の良いマイクロファイバークロス各種洗剤を使った洗浄作業への使用に最適です。
4、塗装面についた見えない汚れも落とす方法
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クロスを使って水シミやタールピッチを除去し、いよいよ研磨の準備が整った!ということで、高橋副社長に声をかけたところ、まだもう一段階作業が必要でした。
おもむろにゴム手袋をしてシャワーで水をかけながら優しく塗装面に触れる高橋社長。
「ほら、この辺がざらざらしている。触ってみて。」とシャワーで水をかけながらその部分を触ってみると、ザラザラしている!!目には見えないけど塗装面に汚れがついている!
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そのザラザラする部分を特殊なラバーパッドを使って、洗剤で取れない付着物も落としました。
目には見えにくい汚れもテクニックを使って見つけ出し、除去する方法をしっかり学びました。
純水なので普通の洗車なら隙間の水は気にしないのですが、今回は水が垂れてくると研磨ができないので、ブロアーを使ってしっかりと風を当てて飛ばします。
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ここまで、洗浄して塗装面を綺麗にすると、見えてくるのが傷です。
特にこの研磨ブースの照明に当てるとくっきりと傷が見えてきます。
5、2004年式ハイエース、20年ものの傷は綺麗になるのか?
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いつも洗車をするたびに汚れは落ちて綺麗になるのですが、このような細かい傷が見えてきて、傷を無くして美しくしたいと考えていました。
今回、村上社長と高橋副社長に許可をいただき、初めてハイエースの研磨を行うことができました。村上社長に指導していただきながら、今回は大きい面の研磨から始めていきます。
6、膜厚を測ってみて、判明したあること
村上社長はストップウォッチみたいな機械を取り出し、ボディにあてました。
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「107μmだね。」
これは膜厚計という塗装面の厚さを測定するための測定器です。
研磨は塗装面を磨く作業なので、あらかじめ塗装面がどれくらいの厚さなのか分かっておく必要があるそうです。この計測をしているとボディ下部のある部分で160μmと明らかに分厚いところがありました。「このクルマ、ここ板金してるんだね。」と村上社長は教えてくれました。
傷や凹みを直して塗装を上から塗っているので、厚くなっているのだそうです。
ちなみに「μ(ミクロン)」とは
1ミリメートルの1000分の1の単位のことで、髪の毛の太さは約80μ(0.08mm)と言われています。
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7、いよいよ研磨開始!
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ポリッシャーを当てたくない部分や隙間に細かい粉が入り込まないようにあらかじめマスキングテープを貼り保護します。
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何度も村上社長の研磨している姿をみていますが、みるみる傷が消えていくスピード感と正確性をみるとプロの技術の凄さがわかります。この後実際に自分でやってみると痛感する、村上社長の圧倒的な技術力です。
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ライトは塗装面と違い、磨きすぎても地が出てくることがないことや、紙やすりで磨く方法も教えていただきました。
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ご覧ください!細かな傷がたくさんついていたところが美しくなりました!!
粉が少しついていますが、塗装面の色味がこのハイエース本来の色味になり、さらに撮影している私もクッキリ反射しています。
いよいよ、私もポリッシャーを使って研磨を実践していきます。
高橋副社長にも研磨のアドバイスをいただきながら作業開始です。
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まず初めての研磨ということで、今回少し細かい部分のドアレールは残して、ドアレールの上と下の大きい部分を研磨していきました。
ポリッシャーの握り方で回転数が変わるのでその力加減と、ポリッシャーを塗装面に当てる力加減、当てる角度、動かし方などのポイントに注意しました。
実際に傷を消していくとわかるのですが、このくらいの回転では足りないなとか、もう少し当てるときの力が強い方が良いなとか、みているだけではわからないことがたくさんわかりました。
今回難しいなと思ったポイントは、隅っこやカーブの凹凸部分の磨きです。ポリッシャーの当てる角度が足りていなくて磨ききれていない箇所が多々あり、角度の調整を何度も行いました。
また深い傷を消すには、ポリッシャーの動かし方にポイントがあるということもわかりました。
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私は平行にポリッシャーを動かしていたのですが、それでは消しきれない傷があり、村上社長に相談したところ、ポリッシャーを上下に少しジグザグのようなイメージで動かして消していました。
ビューティフルカーズのロゴにもある原点の動かした方で上と下から回転を与えて、傷をすりつぶしていくイメージだと具体的に教えていただきました。
傷も様々なタイプがあり、それに合わせて動かし方を変えていく、これは消せないだろうとすぐに諦めるのではなく、どうしたら消せるのかを考えて突き詰めていくことの大切さを学びました。
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初めての研磨では、基本の動きや手順を学び、実践しました。
これから今回研磨できなかったドアレールのような細かい部分や他の箇所も研磨していき、ハイエースを美しくしていきます。
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研磨しているところとしていないところでは色味も全然違いますね!
この美しさを洗車で保ちつつ、大切に乗っていきたいと改めて感じました。