アウディ Q3 他社で板金塗装をしたところ、全体が傷だらけに…スタンダード研磨+TTクリアファイナライズ
当店で5層構造のTTクリアファイナライズを施工していただいた、アウディ Q3。
施工から4ヶ月。ピカピカをに維持してくださっていたのですが、不幸にも事故に遭われてしまい、左後部を板金塗装されたとの事。修理後のお車を見たオーナー様から、「車が酷い状態になってしまった」と、ご相談を受けました。
ご来店され、お車をチェックさせていただいた際の画像がこちらです。
ここは、板金塗装をした部分なので、全体に磨き傷が入っていますが、程度はともかく、想定内ではあります。保険を使われての修理でしたので、こちらに関しては、保険会社からお支払いいただき、研磨、再コーティングを施し、綺麗に仕上げる事ができます。
しかし、問題は、修理していない部分です。
リヤドアです。ここにも盛大に磨き傷が入っています。修理箇所の隣接パネルですので、ここは止むを得ないかもしれません。
フロントドアです。流石にここは、修理とは無関係なのですが…酷い傷が確認できます。
ドア程ではないですが、全体に酷い傷が入ってしまっています。
修理した箇所と反対側のリヤフェンダーです。明らかに指の跡が見えます。おそらくフェンダーの形を見るために、軍手か何かで強く撫でてしまったのでしょう。
お車全体の隅々まで、洗車の後に、固いタオルで拭いてしまったような傷が入っておりました。修理を依頼したお店ともご相談されたようですが、結果的にオーナー様が不足分をご負担するという事で、全体を磨きなおし、再コーティングする事となりました。
せっかく、大変綺麗に維持されていて、修理の際も、余計な傷など付けないようにと、よくお話されてのご入庫だったにもかかわらず、大変残念な結果となってしまいました。しかし、この様な事が、ごく当たり前に行われているのが事実です。当店が提携している業者様は、正しい洗車方法をされておりますし、取扱も非常に丁寧にしてくださいますので、この様な事にはなりません。
一度は車を手放してしまおうかとまで悩まれていたオーナー様ですが、「車は悪くないから」と、再施工をご依頼くださいました。オーナー様の思いにお応えできるよう、精一杯作業させていただきます!
まずは徹底的な洗車から行います。ブログの更新が滞っておりまして、2月の施工でした。懐かしいです^^;
輸入車のホイールは汚れやすいですね。
洗浄前。
洗浄後。
全体を綺麗に洗車した後、研磨作業に入ります。
研磨前。
研磨後。
一見ショッキングな見た目でしたが、研磨で綺麗になりました。塗装その物は、品質の良い物が使用されており、塗装の技術にも問題ありませんでしたので、研磨で修正する事ができました。塗装自体に問題があったり、塗り肌がおかしい場合は、研磨のみで完璧に綺麗にする事ができない場合がありますので、今回は不幸中の幸いでございました。
しかし、その他の作業は、かなり雑…といいますか、あちこちに不具合がございました。
ドアを開けた縁の部分ですが、ペーパー(紙やすりの様な物です)で削ったような跡がそのまま残っておりました。そして、ドアを開けた内側の部分にまで、ひどい傷が入っておりました。
縁のペーパー跡を、修正した後、通常であれば研磨しない部分なのですが、内側まで可能な限り研磨いたしました。
じっくりと作業いたしまして、修理箇所のリヤフェンダーは綺麗になりました。
研磨前。
研磨後。
他の部分も研磨をして参ります。
ボンネットにも傷が入っています。たった一度の洗車で、こんなに傷が入ってしまうものなのですね…。
研磨前。
研磨中です。
研磨後。
研磨前。
研磨後。
左リヤドア。
研磨前。
研磨後。
バックドアのエンブレム周りにも、隅々まで傷が入っています。
研磨前。
普通のミニポリッシャーでも入らない隙間ですので…さらに小さなミニミニポリッシャーで研磨します。小さくても、バフ目を出さないよう、ちゃんとダブルアクションのポリッシャーです。
研磨後。
ピアノブラックのピラー部。
研磨前。
研磨後。
研磨完了いたしました。お車はコンパウンドの粉だらけになっていますので、しっかりと洗い流します。
その後、5層構造のTTクリア5レイヤーを丁寧に施工いたします。施工工程は非公開の為、お見せできないのですが、1層1層、じっくりと作業いたしますので、1日がかりの作業となります。コーティングが完了し、完成いたしました!
施工中も何度かご相談させていただきながらの作業となり
この度は数ある施工店の中から当店をお選びいただき、誠