ホンダ ストリーム スタンダード研磨+TTクリア5レイヤー+全面窓ガラス撥水コーティング+夏用ホイールのコーティング

ホンダ ストリーム。2000年、当時人気だったオデッセイでは大きすぎるという需要に応えるため、初代ストリームが登場しました。販売当初はステップワゴンを凌ぐほどの人気ぶりでした。2003年にストリーム対抗として、トヨタが全長、全幅、全高まで全く同じウィッシュを販売した事も印象に残っています。その後2006年に現行型にフルモデルチェンジ。ホンダならではの低床低重心設計で、立体駐車場に入れる全高となり、7人乗りとは思えない、コンパクトでスポーティーなデザインとなりました。

新車から5年、7万キロが経過し、少々疲れの見えるボディーを、一度綺麗にリセットしたいというオーナー様のご希望です。洗車傷をしっかりと除去し、最高の艶を与える為に、スタンダード研磨+5層構造のTTクリア5レイヤーをご用命いただきました。同時に、全面窓ガラス撥水コーティング、夏用ホイールのコーティングも承りました。オーナー様に新車の頃を思い出していただけるよう、全力で作業して参ります!

現在のホンダに繋がるデザインの内装。ホンダ車の内装は、近未来的な気がします。

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スポーティーグレード、RSZの2.0Lはレッドステッチの本皮巻ステアリング。パドルシフト付きです。

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2000ccのi-VTECエンジンは、150ps、19.4kgf・mを発生。

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洗車開始です!ブログの更新が遅れておりまして、施工は2月でした。雪や氷柱が見えますね。お仕事でも使われているので、汚れと洗車傷がかなり確認できます。綺麗にしがいがありますね^^

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一番最初に洗うのはホイールです。冬場は凍結防止剤でタイヤも汚れていますので、綺麗にします。

洗浄前。

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ちょっとわかりにくい写真ですが、ホンダマーク周囲のメッキ部など、スケール除去で輝きを取り戻しています。

洗浄後。

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フロントガラス上部のモール付近。洗車機ワックスでしょうか?モールの縁に頑固な汚れとなり堆積して固着しています。水ジミも確認できますね。

洗浄前。

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ゴム素材は洗剤で痛みやすいので、気をつけながら汚れを除去していきます。汚れが綺麗になると、傷が気になります。後程頑張って研磨していきます^^

洗浄後。

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夏用ホイールのコーティング前の下処理です。オーナー様が綺麗に洗って保管されていましたが、普通の洗剤では落ちない、ブレーキダストの茶色い汚れが付着しています。

洗浄前。

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この汚れは、ホイール自体が変色してしまっている。と思っている方もいらっしゃると思います。ディーラーの方にもそう言われた事があります。しかし、正しく洗浄すれば除去可能です。少し青みがかった、新品のようなシルバーが復活いたしました。

洗浄後。

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お車から外れている状態ですから、同様に裏側も洗浄します。雪国秋田は、夏と冬でタイヤを履き替えますから、タイヤを外している間に、しっかりホイールコーティングできますね。次に装着する時にはピカピカです!

洗浄前。

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洗浄後。

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洗車完了です!洗車傷や、ガラスのうろこ状の汚れが確認できます。これから研磨で傷を除去していきます。ガラスの撥水コーティングも承っておりますので、ガラスも綺麗にしていきます!

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研磨前のボンネットの状態です。

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さらにアップ。

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左側のプレスラインから右側が研磨中です。

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アップです。プレスラインから上が研磨中です。

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研磨でここまで仕上げていきます。特殊な研磨方法を用いておりますので、通常のシングルポリッシャーで磨いた時のような、バフ目、オーロラ傷は発生しません。当店は、さらに外光を遮断し、特殊な照明を当て、通常見えないような微細な研磨傷まで確認いたします。コンパウンド(研磨剤)に含まれる潤滑成分が微細な研磨傷を隠してしまう事もありますので、そのような成分を極限まで減らした特殊なコンパウンドを使用し、可能な限り精密な研磨を心がけております。大変時間と手間がかかりますが、塗装本来の美しさを引き出したいという思いから、このような作業工程をとっております。

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リヤフェンダー。

研磨前。

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研磨後。

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左リヤドア研磨中。照明の左側は傷が消えています。この写真では綺麗に見えますが、まだ微細な研磨傷がついています。この後さらに2工程を加え、微細な磨き傷を消していきます。

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リヤピラー。

研磨前。

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傷が無くなり、ピントを合わせる目印が無いので、マスキングテープを貼りました。このような状態ではオートフォーカスは写り込んだ背景にピントが合ってしまい、全くピントが合いません。写真は1枚1枚マニュアルフォーカスで撮影しております^^;

研磨後。

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左側に見える左フロントフェンダーのみ研磨完了です。肉眼ですとしっかり黒く見えるのですが、特殊照明を当てて写真を撮るとちょっと白く写るんです。これは微細な磨き目の影響です。研磨というのは、粒子で削る作業ですので、どこまでいっても微細な磨き目は入るのです。それが肉眼で確認できる大きさか、できないかの違いなのです。当店は環境にこだわり、通常は見えないような微細な磨き目まで全てを確認した上で、コストパフォーマンスも考慮に入れ、現実的にご提供できる最良の仕上がりを目指し作業をいたしております。

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左側のバイザーのみ研磨完了。

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研磨完了です。コンパウンドの粉が凄いですね^^;

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ガラスの撥水コーティングの下処理です。頑固なうろこ状の汚れも研磨して綺麗にします。

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ホイールコーティング完了です!スプレーガンで隅々まで吹き付けて施工いたしております。

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研磨で出たコンパウンドの粉などを洗い流し、その後、5層のコーティングを施工いたします。作業工程は非公開なのでお見せできないのですが、1層1層施工方法も違い、丁寧に施工して参りますので大変な時間がかかります。しかし、1層1層質の違う艶が積み重なり、5層の施工が終わりますと、磨き上げた塗装面に、さらに濡れたような深みと鮮やかさが加わった、TTクリア5レイヤー独特の美しい仕上がりとなります。深く膜圧感を持った重厚な艶と、華やかさを持った鏡のような艶が同居した、非常に美しい仕上がりです。施工している私共も、毎回感動してしまいます。TTクリア5レイヤー、全面窓ガラス撥水コーティング、作業完了いたしました!

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お車をご覧になったオーナー様から「こんなになるんですね。何も言うことはありません。」とのお言葉をいただきました。オーナー様の喜びが、私共の一番の喜びです。

黒は元々洗車傷が目立ちやすいのですが、ホンダの塗装はさらに柔らかく、傷が入りやすいのです。オーナー様はその事をすでにご存じとの事でした。今までは、たまに洗車機も使われていたとの事ですが、これからはもう使わないとの事でした。コーティングしたお車の美しさ保つには、正しいメンテナンスが重要です。洗車が大変な時などは、当店でも洗車を承っておりますので、お気軽にご用命くださいませ。

この度は数ある施工店の中から当店をお選びいただき、誠にありがとうございました!

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2014年04月11日