ビューティフルカーズオリジナル 洗車用純水器。イオン交換樹脂の詰め替え方法
イオン交換樹脂の詰め替え方法をご紹介いたします。
水を出している状態でTDSメーターの数値が1ppm以上を表示するようになったら、イオン交換樹脂の除去能力が間もなく無くなります。この後急速に数値が上がりますので、速やかにイオン交換樹脂を詰め替えされることをお勧めいたします。
イオン交換樹脂の詰め替えに使用する物は以下のとおりです。
・ハウジングレンチ(純水器に付属)
・ヘッド部脱着用パイプ(純水器に付属)
・詰め替え用イオン交換樹脂セット(イオン交換樹脂9リットル、ゴムパッキン2個)(現在廃盤。後継品あります。下記参照くださいませ)
※2019年7月 イオン交換樹脂10リットルと交換用土のう袋のセットに変更になりました。価格は9,000円(税別)から7,000円(税別)にお求めやすくなりました。
※旧型純水器用パッキン 2枚で250円(税別)です。
イオン交換樹脂を下水に流してしまわないよう、今回は100円ショップでザルと油こし紙を用意しました。
※2019年7月の変更により、付属の土のう袋を使用していただけるようになりました。
さらに、カートリッジの底を傷つけないようにマットも用意いたしました。こちらはホームセンターで購入したシャワーマットです。お風呂マットなども使いやすいです。
それでは詰め替えを行ってまいります!
ハウジングレンチとヘッド部脱着用パイプを使用してヘッド部を取り外します。写真のようにハウジングレンチを固定し、ヘッド部の金具にパイプを入れて反時計回りに回し、ヘッド部を緩めます。このときハウジングレンチをもつ手は動かさずに、パイプを回すようにするとやりやすいです。
ヘッド部を外す際、パイプがTDSメーターのセンサー部に当たると破損してしまいますので、当たらないようにご注意ください。
パイプでヘッド部を緩めた後は、手でヘッド部をクルクルと回し取り外します。
上から覗くとこのようになっています。
カートリッジを取り出します。
ハウジングの中に溜まっている水を外に出します。
この部品は振れ止め金具です。これは再利用いたしますので、無くさないようにご注意ください。
ハウジングを取り出したら、中のイオン交換樹脂を取り出す作業に入ります。カートリッジを逆さまにし、蓋を開けます。
イオン交換樹脂を取り出します。イオン交換樹脂は環境汚染の原因になるので、下水に流したりせず、プラスチックゴミとして各自治体の処分方法に基づいて処理をお願いいたします。
※2019年7月の変更により、このように土のう袋を使って、楽に水切りできるようになりました。(写真は2代目純水器です)
ねじ山にイオン交換樹脂がつていますと、蓋がしっかりと閉まりませんので、綺麗にする必要があります。その他の古いイオン交換樹脂も当店は綺麗にいたします。
ねじ山の部分以外は、そのままでも大丈夫だと思いますが、当店ではハウジングの内側に残ったイオン交換樹脂も綺麗にしております。
清掃の際にイオン交換樹脂を流さない方法をご紹介いたします。
ザルに油こし紙をセットします。大きさが小さかったので、脇から漏れないように3枚重ねで使用いたしました。
水で濯ぎます。
イオン交換樹脂をこしていきます。
蓋の裏側も同様です。
イオン交換樹脂を流さずに済みました。もう少し大きな油こし紙の方が、やりやすいかもしれません。
※2019年7月以降は土のう袋で楽に交換していただけます。(写真は2代目純水器です)
イオン交換樹脂の取り出し完了です。
続いてイオン交換樹脂の充填作業です。2本で9袋使用しますので、1本当たり4袋半入れます。
写真のように斜めに袋を切ると、こぼさずに入れやすくなります。
※2019年7月変更。5リットル×2袋に変更になりました。1本当たり4.5リットル入りますので、少し余ります。
カートリッジにイオン交換樹脂を詰めていきます。
こぼさないように気をつけながら必要に応じてカートリッジをトントンと上下に揺すり、イオン交換樹脂をならします。
このように詰めていきます。
4袋半入れるとこのぐらいの量になります。袋に多めにイオン交換樹脂が入っていることがあり、その場合は全部入らないことがございます。その場合は無理して入れる必要はございません。
※2019年7月 5リットル×2袋になっております。2本で9リットル使用しますので、1リットル余りますが、無理に入れる必要はありません。自治体の処理方法に基づき、プラスチックゴミとして処分してください。
蓋を閉めます。
カートリッジの先端にはパッキンがついております。このパッキンに跡がつき漏れが生じると、原水と純水が混ざってしまい純水になりません。新品のパッキンを同梱 (※2019年7月変更。イオン交換樹脂の価格を下げ、パッキンは別売りとなりました。2枚250円(税別)です。別途お買い求めくださいませ。)しておりますので、合わせて交換してください。わかりにくいですが、右側が使用後。左側が新品です。
このように取り付けます。
振れ止め金具を忘れずに取り付けます。この金具でカートリッジがハウジング内の中心に収まります。
振れ止め金具があまりに斜めだとハウジングが中心からずれてしまうとがありますので、できるだけ水平にしてください。
カートリッジをハウジングにセットいたします。
ハウジングの縁には水漏れを防ぐOリングがあります。写真のようにOリングが溝からずれていると水漏れの原因となりますので、ヘッド部を取り付ける前に、必ず確認してください。
写真のように溝に入っていればOKです。
最後にヘッド部を取り付けます。
手で回せるところまでヘッド部を締めます。その後、ハウジングレンチでハウジングを固定しながら、ヘッド部脱着用パイプで時計回りにヘッド部を回し固定します。外すときが大変になってしまうので、あまり締めつけすぎないようにお気をつけください。
万が一締めすぎたて外れないときは..無理せずに二人で作業されることをお勧めいたします。どうしても一人で作業される場合は、この様に、足でパイプを抑えながら両手でヘッド部を回すと力を入れやすいです(^^;
同様にもう1本も詰め替えを行ってください。これでイオン交換樹脂の詰め替えが完了いたしました!また純水洗車をお楽しみくださいませ(^^)
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