マツダ CX-5 TTクリアファイナライズ(新車)

マツダ CX-5。この車から、マツダのデザインテーマは今までの「流」から「鼓動」に変わりました。「生物が見せる一瞬の動きの強さや美しさ、日本古来の武道である剣道の突きの一瞬、チーターが獲物を狙って力を溜めて飛び掛る一瞬など、最大の集中力を要する一瞬が持つ究極的な動きの造形を表現している」との事ですが、世の中の流れに逆らうという意味も込められており、周りの車が流線型になるのなら、逆にボンネットをしっかりつくって、フロントガラスをしっかりと立ててみる。そんなデザインをしているそうです。

鼓動デザイン。かっこ良いです!

ボディーカラーはスカイブルーマイカ。東京モーターショーに参考出品された時も青でしたし、CX-5によく似合います。お車の納車前からお問合せをいただいていたにも関わらず、大変お待たせしてしまいました。納車後は、2度も洗車に来ていただき、洗車の仕方を詳しく質問して行かれました。おかげで、ボディーは非常に良い状態を保っております。5層構造のTTクリアファイナライズ、ご期待にお応えできるよう、全力で作業して参ります!

ドアを開けた瞬間から、ドイツ車的な雰囲気。400万円位するんじゃないかと思ってしまいます。とても205万~のお車とは思えません。

DSC_2466

アクセルペダルは日本車では珍しいオルガン式。新しいメルセデスAクラスが逆に吊り下げ式になりました。面白い逆転現象です。

DSC_2467

適度にタイトな感じの室内。

DSC_2468

スポーティーな本皮巻ステアリング。直径も小さめに感じます。

DSC_2469

シックな色合いのメーター。以前のマツダ車の色合いから、大分雰囲気が変わりました。

DSC_2470

攻撃的な外装に対して、内装は全体的に落ち着いた印象です。

DSC_2471

クリーンディーゼルが話題のCX-5ですが、こちらのお車はガソリンエンジン。オーナー様曰く、ディーゼルは馬力がありすぎたとの事。使いきれるパワーのこのエンジンも評価が高いですから、良い選択だと思います。

DSC_2472

洗車後、数種類のケミカルでボディーを徹底的にクレンジング。この後オーナー様が見学に来られましたが、すでに色が違うとの事。塗装面の異物が無くなる事によって、透明感と明るさが出てきます。

IMG_2286

塗装面にはほとんど傷はありませんでしたが、より艶を引き出す為に研磨を行います。余計な所を汚さないよう、しっかりとマスキングをします。

DSC_2443

今回は傷が非常に少なかった為、研磨前の写真は撮っていません。研磨後の各部の写真をご紹介します。

DSC_2447

グリルはピアノブラック。傷が非常に目立ちます。傷が少々ありましたので、しっかり研磨いたしました。

DSC_2445

IMG_2312

DSC_2444

テールレンズ付近。マイカの粒子が美しいです。

IMG_2331

深く削るのではなく、艶を引き出す研磨をしていきます。

DSC_2452

DSC_2450

DSC_2449

研磨完了後、5層構造のTTクリアファイナライズを施工。1層1層丁寧に、丸1日かけての作業となります。時には1日で終わらない事もあります。

DSC_2454

DSC_24561

TTクリア樹脂により、色に深みが生まれ、水性クリアにより、光を反射する艶が生まれます。その両方を重ねたTTクリアファイナライズは、深く、しかし角度によっては鏡の様に光を反射する。とても特徴的な艶となります。
一番最後には、高純度フッ素コートを行い、汚れや水ジミの付着を防止します。その3層をしっかり密着させるために、さらに2層のコーティングを間に施工しております。

DSC_2455

DSC_2457

細かい部分は、精密な仕上げを心がけています。

IMG_2333

DSC_2458

DSC_2465

2層目が終わった状態でもお車をご覧になったオーナ様でしたが、完成したお車をご覧になり、「また色が変わって、色が迫って来るようです」と仰ってくださいました。

コーティング施工に合わせて、カーポートを購入されたとの事。屋根があると無いとでは、塗装への負担も大分違うと思います。洗車もお上手なオーナー様です。ピカピカの愛車をぜひお楽しみください。

この度は数ある施工店の中から当店をお選びいただき、誠にありがとうございました!

DSC_2473

2013年06月21日
メーカー:
ボディタイプ:
ボディカラー: