ホイールの汚れ

ブレーキダストが厄介なホイールの汚れ。一番の特効薬は、まめに洗うこと 。がっちり固着する前なら、洗車と同時にカーシャンプーで洗っただけでも綺麗になります。それでも落ちなくなったら次はアルカリ洗剤で洗う。それでも落ちない場合は、「鉄粉除去剤」で洗うと綺麗になります。反応すると紫色に変わりますから、効果も目に見えて楽しいです。恒例の家庭用洗剤での裏技ですが・・・、「サンポール」これは、トイレの洗剤ですが、頑固な汚れを溶かして落とすために、塩酸が入っている酸性洗剤なんです。金属も溶かす塩酸ですから、鉄分を含んだブレーキダストも溶かしてくれるという訳です。鉄粉除去剤もサンポールも、金属を溶かして落とすものですから、反応する時間を少しとって、優しく擦れば少しずつ汚れが取れてきます。とにかく乾かさないように気をつけて、反応させて、擦って、流して、また反応させて、擦って、流してと、汚れが酷い場合は、地道な繰り返しになりますが、ゴシゴシ擦るのではなく、汚れの表面が反応したらその分は流し、新たに出てきた部分にまた洗剤をかけて反応させていく感じで落としていきます。

注意点です。アルミニウムはアルカリや酸ととても反応しやすいです。アルカリでは白くなっていまいますし、酸性だと溶けちゃいます。塗装されていれば大丈夫ですが、アルミの地が出ている様な場合は、アルカリや酸性の洗剤は使わないようにしてください。この様なホイールは金属用のコンパウンドなどで、まめに磨いてあげるしかないです。でもそれも楽しいですけどね。

2012年10月22日